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STEP2 今度はSTEP1よりも少し発展して、具体的に目的を持って写真を撮ってみましょう。


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スピード感のある写真
写真の背景をぼかしたい
写真を演出する光
目的別の写真の撮り方



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スピード感のある写真が撮りたい

走っている車を撮る時などスピード感のある写真を撮るには、シャッタースピードの変更をします。
シャッタースピードを早くする(シャッタースピードの値を大きくする)と、すばやく動く物も止まって見え、逆に遅くする(値を小さくする)と、流れた画像の写真が得られ、スピード感が出ます。
目的に併せて、シャッタースピードをコントロールしてください。
シャッタースピードが速い シャッタースピードが遅い
シャッタースピードが速い シャッタースピードが遅い
シャッタースピードが遅い写真では雪はほとんど写っていませんが、シャッタースピードが速いほうは、雪がしっかりと写っています。 注意事項 シャッタースピードを変えることによって面白い写真と撮ることができますが、あまり遅くすると手ブレが起きるので、三脚などを使うことをおすすめします。



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写真の背景をぼかしたい

人物や植物を撮る時などは、被写体を際立たせるために、人物だけにピントを合せ、背景を大きくぼかして撮ります。
ぼかし・ピント例

この2枚の写真は、カメラの「絞り」の設定をかえて撮影したものです。
カメラは、絞りを開く(被写界深度が浅い)と目的の画像だけを浮きだたせる効果が得られ、絞りを閉じるように(被写界深度が深い)すると、画像全体がはっきりと写しだせるようになります。


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*ぼかした写真 拡大 *ぼかしてない写真 拡大



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写真を演出する光

写真を演出する光の当て方をライティングといいます。
スポットライトの画像をクリックすると光の当て方の説明が出ます。



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目的別の写真の撮り方

■ポートレート(肖像写真)
※ポートレート拡大画像 中望遠レンズで撮影するとポートレートは自然な雰囲気を写しだします。
構図としては、正面よりも、斜め向かいからの撮影をおすすめします。
表情が生き生きした写真に撮れます。
ライティングは男性ポートレートならばサイド光が力強さを表現でき、女性ポートレートならば半逆光や斜光で優しい表情が描写出来ます。
■旅行写真
旅行写真
(C)esupply「版権フリー写真素材集」
あまり作品的見方にこだわらずに、楽しかった思い出がよみがえるような写真を撮るようにします。
あまり深く考えずに、目にとまった物を片っ端から撮影していくのも良いでしょう。レンズは標準のズームレンズ(28〜100mm)が基本です。
■ペット
ペット写真 動物はなかなか同じ場所にじっとしていてはくれないので、飼い主や家族などにペットをあやしてもらうなどすると撮影が行ないやすいです。
ペットに愛情を持って接してあげましょう。
レンズは中望遠レンズを用いると良いでしょう。
■集合写真
※集合写真拡大画像 人数も多く、限られた空間の中では人物の配置と構図を考えてメインになる人を引き立たせる工夫が必要になります。また、全員の生き生きとした表情を撮りたいならば広角レンズを使い、順光で撮影すると全員の顔がはっきり写るようになります。
■建築写真
建築写真
(C)StudioStitch
建物の機能や大きさなどを記録として説明的に撮影する場合と、歴史的な建物や近代建築物の持つ形の美しさやパターンのおもしろさを芸術的に表現する場合があります。
一般的に建物の細部の美しさや形を綿密に描写するために、中判や大判のカメラで写すことが多いです。
■山の写真
山の写真
(C)写真素材
光はやや斜光気味の順光線、山に光が十分あたっており、ほどよい陰影もついているという状態で撮影します。



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