水質汚染

現在、世界各地で湖や河川の汚染が激化しています。
一般に、経済活動などによって水の質が落ちることを水質汚染といいます。

生産活動が活発化すると、それと同時に環境へのダメージが顕著になって来ます。
特に、中国の湖では藻の大量発生が相次いでおり、湖面が緑一色になる地域は後を絶ちません。

現在の水質汚染について掘り下げていきます。
―世界ではどのようなことがおきているのか？
―日本はどうなのだろうか？

グラフを中心に説明していきたいと思います。

耳にすることも多いと思います。
四大公害とは、日本の高度経済成長期にともなって現れた、公害病のことです。そのうち、被害の大きかった四つ、水俣病、第二水俣病、イタイイタイ病、四日市喘息のこと指します。

有害な物質が工場等から排出された結果、それらは魚や動物のなかに蓄積され、それを食べた人にまで神経障害や呼吸器疾患、骨の弱体化など、重い症状を引き起こしました。

のべ死者人数はおよそ4000～5000人。
これは公害病認定された人数で、実際は万単位とも言われています。華やかな高度経済に色濃く影を落とす、大きな問題です。

水質汚染というと河川や沼、湖を思い浮かべますが、では、その汚染された水はどこへ行くのでしょう？
それは、「海」。
そうです、汚れるのはそれにとどまりません。
海洋汚染とは、海域や海水が人間の活動によって排出された物質、廃棄物で汚されるされること言います。
一口に海洋汚染といっても、そこにはさまざまな種類と原因があります。

洗剤が悪者だと決め付けられてしまうとき、必ず引き合いに出されるのが、洗剤に含まれる界面活性剤という物質です。

では実際、界面活性剤とはどのようなものなのでしょうか？
ここでは、界面活性剤や、その働きについて、いろいろ実験していきたいと思います。