海洋汚染には、上でも説明しているように、様々な種類と原因があります。
つまり、さまざまな方向から海の生物を苦しめ、それゆえに解決も難しい。

その被害は魚などだけではなくイルカやクジラ、ウミガメなどの希少な生物にもおよび、彼らは年々その数を減らしてしまっています。
そして、めぐりめぐって最終的にその汚染は、魚を食べる私たち人間にも回ってくるのです。

1960〜1970年に被害が目に見えてひどくなり、ようやくこの問題に目が向けられるようになりました。
現在では海洋汚染の起きていない国はほとんどなく、刻一刻とその範囲と被害を拡大していっています。

日本は世界的に見ると、環境問題にとても積極的で、海洋汚染においてもさまざまな国際条約に入っています。