Graynet-IoT-Advantage & Disadvantage





しかし、デメリットも。


IoTは「Internet of Things」の略で「モノのインターネット」と訳しましたが、
文字通り、インターネットを使うわけです。

つまり、「ハッキングされる可能性、マルウェアに感染する可能性がある」と言いたいのです。
(マルウェアについては、セキュリティのページで。)

もし自身の持つIoT機器が攻撃されると、
意図しない動作(不正操作)や情報漏洩、
はたまたプライバシーを侵害されてしまったりと、
直接的に生活に影響がでてしまいます。

実際、IoT機器を狙ったマルウェア「mirai」による被害も確認されています。


IoTも無敵ではありません。
ですから、IoTの機能を実装する、機器を購入する際は、
その危険性などもよく考えておく必要があります。


IT人材数は減り、不足数は増えていっている。
中小企業庁-2018年版中小企業白書-第4章-第1節-第2部より作成。

※調査時点でのIT関連産業の年代別の従事者数や、
その後の人口動態予測等に基づきIT関連の産業人口を推計している。
※人材の不足数は、市場の伸び率を1.5~2.5%程度とした中位シナリオに基づく。
※データラベルはスペースの都合上省略した。

なんか、IT人材も不足してるらしいよ。


2019年の時点では約27万人不足しており、
未来の事ですが2030年では、
約59万人ものIT人材が不足するとしています。
IoTにかかわる人材についても
同様の事が予測されるでしょう。

こうした人員不足は、不測の事態が起きた時、
本当であれば小さい被害が、大きくなってしまうなど、
様々な悪影響を及ぼしてしまいますね。


他にも、
「ハッキングされたら、コナンの映画のようにテロを行えてしまう」
「そもそも、具体的なセキュリティ対策を認知している人が少ない」
といったデメリットやそれ以前の事も挙がりました。

セキュリティ対策を認知している人が少ないのは、かなり危険じゃん!


この機会にぜひ、その知識を身に着けておきましょう。
(セキュリティについては、コチラで紹介しています。)

でも、やっぱりメリットも。


IoTは、今の私たちの暮らしをより一層便利にしてくれます。

例えば、自動販売機に導入すれば、
在庫管理を遠隔で行うことができます。
また、 Coke ONのように、
スマホと自動販売機を接続し、
様々なサービスを提供することもできます。

めちゃめちゃお世話になってます!

というか、「IoTでできること」が
そのままメリットとなるのではないでしょうか。

グラフみたいに、
人口が減少しつつある日本でIoTが普及すれば、
今まで1人で出来なかった事が出来るようになって、
IT人材は別として、人手不足の問題も解決するんじゃない?

その他にも、IoTを用いることによって、
今までいくら調べても分からなかった事に、
少しでも近づく事ができるという可能性も秘めています。

※イメージ(Graynetチームが作成)

総務省統計局-人口推計-2019年(令和元年)10月報より作成。
※各年10月1日時点での総人口である。また、概算値である。
※総人口は、基準人口(総数)+自然動態(日本人・外国人)
+社会動態(日本人・外国人)で求めており、
「自然動態」は「人口動態統計」(厚生労働省)による出生児数・死亡者数を、
「社会動態」は「出入国管理統計」(出入国在留管理庁)による
日本人・外国人別の正規の入国者数・出国者数を用いている。

まとめ


  • もちろんIoTはインターネットを使うわけで、
    ハッキングされる&マルウェアに感染する可能性がある。
    実際、マルウェア「mirai」による被害も確認されている。
  • IoTの機能の実装、機器の購入時は、危険性なども考える必要がある。
  • IoTを導入するにもかかわらず、
    具体的なセキュリティ対策を認知している人が少ないのが現実。
    まずは自分から、学ぼう。
  • IT人材が不足している。こうした人員不足は、
    不測の事態が起きた時、小さい被害が大きくなってしまうなど、
    大きな悪影響を及ぼすだろう。......そこのあなた、どうですか?
  • 人口が減少しつつある日本でIoTが普及すれば、
    (IT人材は別として)人手不足問題も解決するかも。

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