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古民家体験
ストック型住宅が普及していくれば、街を歩いているだけで古い住宅の良さを知ることができるようになりますが、今はまだそのような段階にありません。
そこで古民家体験です。

古民家体験というのは民泊のように古民家に滞在し、農業やDIYなど、そこでの暮らしを体験できるもので、日帰りでできるものもあります。
レジャーの新しい選択肢として、古い住宅の良さを知るきっかけとして、古民家体験を広げることを提案します。

古民家体験を子供のころから

また、小学校での学習の一環として取り入れても良いと思います。
古民家の体験は、住宅に限らず、自然と共生し、「もったいない」を省いてきた
古くからの日本人の知恵や文化を学ぶ事につながり、

これは学習指導要領における小学校第三学年及び第四学年の内容
社会:「ア.古くから残る暮らしにかかわる道具,それらを使っていたころの暮らしの様子」
道徳:「(5)郷土の文化と伝統を大切にし,郷土を愛する心をもつ。」
に合致しています。
(文部科学省「伝統、文化、宗教に関する学習指導要領の記述」)

さらに、子供の頃から古民家とその文化に触れておくことで、家を改修して末永く使っていく精神が育まれ、
将来の住宅選びにも影響するのではないかと思います。