チョーク病

チョーク病とは

チョーク病(ハチノスカビ病) カビがミツバチに感染して、さなぎの時期に白い菌糸を伸ばしミツバチを殺します。さなぎが死に、ミイラ化(体の水分が抜けてしまうこと)して白い菌糸で覆われたチョークのようになるのが特徴です。

対策

基本的にはミツバチたち自身で治せる病気です。 梅雨の時期など、湿度が高い時期に栄養状態が良くないことで流行します。群が弱らないようにしましょう。また、幼虫が30度以下の状態におかれると菌が繁殖しますので、巣の温度が低くなりすぎないような場所に巣箱を置きましょう。なので、巣の点検のために巣板を出すときは長時間外に放置しないようにしましょう。



参考文献
一般社団法人 日本養蜂協会 ホームページhttp://www.beekeeping.or.jp/
越中矢住子『ミツバチは本当に消えたか』 SoftBank Creative、2010年