宇宙には、小惑星という小さな天体があります。大きさは石ころ程度から直径1000km程度までさまざまです。
小惑星は、火星と木星の間にある小惑星帯に多くあります。
小惑星には、現在、他の小惑星に向かっている「はやぶさ2」が探査した「リュウグウ」などがあります。
その小惑星やかけらが、地球に引き付けられて地上に落ちてきたものを、隕石と呼びます。
隕石の衝突が地球に影響したものとして、6500万年前の隕石衝突による恐竜絶滅が挙げられます。
この時は直径10kmの隕石が衝突しました。
現在隕石が落下してこないか多くの科学者が監視していますが、
すべての隕石に対応できるわけではありません。
2020年7月2日に落下した習志野隕石がまさにそうです。
しかし、こうした隕石で人が死ぬ、あるいは宇宙旅行の乗り物に支障をきたす確率は低いと見られています。
むしろ小さい隕石は、太陽系46億年の歴史を探るうえで、とても重要な手掛かりになります。
ですがもし、我々に影響を及ぼしそうな大きい隕石が地球に近づいてきたら、
どう対応すればよいのでしょうか。
一つに、ロケットが挙げられます。
爆弾を積んだロケットを発射して隕石と衝突し、隕石を粉々にするか、方向転換させます。
そうすれば、きれいな流れ星がみられることでしょう。
隕石の写真は宇宙ギャラリー(トップページ)でも取り上げています。
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