Meritラブレターを使う利点

　前書きに記した通り、ラブレターは日本において古くから告白の手段として好まれる傾向にありました。ラブレターの魅力とは何でしょうか。ここでは主に『ラブレターのメリット』についてまとめました。

直接の告白とSNSでのそれとの中間にある

　相手に直接告白するには勇気が足りないけれど、SNSを用いるのには些か抵抗がある。そう感じている人も多いのではないでしょうか。そのような方にラブレターはピッタリです。
　面と向かってではないので少し気楽に書けますし、手書きの文字は機械からは感じ取れない温かみを持っています。まさに両者の良いとこどりと言えるでしょう。

後から読み返せる

　口頭で告げた時、言葉はすぐに消えてしまいます。しかし手紙は何日後も何年後も確実に残ります。自分に好意を持ってくれている人からの手紙を何度も味わうことができるのです。そして渡してくれた時の相手の様子を思い出して胸を高鳴らせるでしょう（ Situation のところでも触れていますが、ラブレターは相手に直接渡すことを推奨しています）。ひいては相手が告白の返事をより真剣に考えてくれることにも繋がります。

【Google Slidesで作成】

時間をかけて書ける

　期限もないので、自室で机に向かってゆっくり気持ちを整理して書くことができます。本人を前にして口ごもってしまうとますます恥ずかしくなり、さらに言葉が見つからなくなるかもしれませんが、手紙なら言葉に詰まっても何度でも練り直せる上、書き洩らしの有無の確認も可能です。

自分らしさを伝えられる

　せっかく想いを告げるのですから、少しでも自分らしさを表現したい人も多いですよね？そう考える方にもラブレターは適しています。言い回しや言葉選びは勿論、便箋やペンの色・種類などの様々な要素に自分の感性を潜ませられるからです。「この人はこういう人なんだ」と、相手も一層自分を知ってくれるでしょう。

古典的である

　ラブレターは、千年も昔から用いられてきた方法です。手紙で綴られた想いは、時代は変われど現在も脈々と受け継がれる古き良き日本の感性に響くと考えられます。ありきたりな表現ではありますが、昔ながらの良さがあるのです。