私たちにできること
これまで衣服ロスの現状や環境への影響を皆さんに知ってもらい、そのような問題に対する企業の取り組みを紹介してきました。
このページでは、一般的に衣服ロス改善に効果的な取り組みであるとされていることを皆さんにも紹介し、次のページでは私たちが実際にやってみてどうだったのかをお伝えします。
一つ目 「よく考えてから買う」
これは3Rのリデュース(Reduse)に当たります。リデュースとは根本的に生み出されるごみの量減らすことで、マイバックを持参しレジ袋のごみを減らすなどの取り組みがあります。
お店で衣服を購入する際、サイズが合っているか・好みのデザインや色であるか・同じようなものを直近で購入していないかなどから、本当に着るのかをしっかりと考えたうえで衣服を購入することが大切です。
これによって衣服の供給量は今より少なく、適量生産されるようになります。
二つ目 「古着屋さんを活用する」
これは、3Rのリユース(Reuse)に当たります。リユースとはまだ使えるものを繰り返し使うことで、ハンドソープなどを使い終わったら入れ物を残しておき、次回詰め替え用の物を購入するなどの取り組みがあります。
なんらかの理由で着なくなった服を古着に出すことや、逆に古着屋さんで服を購入することでそれらの服は長期的に利用されることになります。
また、古着屋さんを活用するほか、成長してサイズが合わなくなった服を兄弟や友達におさがりとして渡すことや古着屋の他にフリマアプリを利用することも取り組みの一つです。
三つ目 「衣服回収に参加する」
これは二つ目で紹介したのと同じ、3Rのリユース(Reuse)に当たります。
このサイトの企業の取り組みのページでも紹介した衣服回収に参加することで、日本国内やネットワークがつながっている場所だけでなく、貧しかったり発展途上だったりして服がなく困っている人たちのもとに服を届けることもできます。衣服回収に参加すれば、衣服ロスの問題解決にも、貧困問題の解決にも貢献できるなんて嬉しいですよね。
四つ目 「素材を選ぶ」
これは、3Rのリユース(Reuse)とリサイクル(Recycle)に当たります。リサイクルとは、ごみを資源として再び利用することで、このためには正しい分別が必要になります。
取り組みとしては、リサイクルによって作られた素材の服を選んだり、リサイクルできる素材の服を選ぶこと、自然素材や良質な素材が多く使われていて長く着ることができる服を選ぶこと、化学繊維の中でも水に溶けやすくマイクロファイバーの問題を防げる素材の服を選ぶことなどです。