私たちにできること 結果
衣服ロスが進んでしまった20XX年の世界に迷い込んだ、2021年に住む君たちには、この未来を避けるためにはどうしたらいいのか考えてもらったな。今日はその結果を聞きに来たのじゃ。
一つ目 「よく考えてから買う」
よく考えて買おうとしても、通販とかだと想像していたものと違うデザインや体に合っていないサイズの服が届いたりすることがあるよね。
そうだね。でも私は、服を買いに行く前に買いたいものをチェックしてから行くようになったよ。そしたら思っていたのと違ったということや、衝動買いをすることがなくなったよ。
でも、私たちが洋服をよく考えて必要な分だけ、本当に欲しいものを買うようにしても、結局ファッション業界で流通する量は変わらないんじゃないの?
前のページに「適量生産」という言葉が書いてあったじゃろう。君たちが買う量すなわち需要量が変われば供給量も変わってくるんじゃよ。
二つ目 「古着屋さんを活用する」
私は古着屋さんっておしゃれなイメージがあるし、あまり抵抗はないかな。普段からよく買うよ。
私も古着屋さんは行くことがあるよ。フリマアプリなども利用しているよ。
私は古着屋さんには少し抵抗があって、身近な購入店としては考えられないかな。
三つ目 「衣服回収に参加する」
私は以前、衣服回収に参加したことがあるよ。また機会があればやろうとも思ってる!
私には少しハードルが高いかな。でも参加してみたい気持ちはある!!
私もはじめはよく知らなかったし、私がやらなくても…と思ったこともあったけど、意外と簡単だったし、自分が環境への社会的な取り組みに参加しているということに喜びを感じられたよ。
四つ目 「素材を選ぶ」
やっぱり私は、服を買うときは流行を重視しているけれど、一昨年の冬前に買った、少し値段は高めだけどしっかりした品質のニットは今年も着られそうだし、今でもお気に入り!思い出深いし、毎年そのセーターを着るたび冬が来たなと感じるよ。
端材を再利用して作られたジーンズやペットボトルから作られた靴紐などもあるそうで、そういうのを積極的に選んでいくのは環境的にも気持ち的にもうれしいね。
でも、洋服を買うときにわざわざラベルを見たり店員さんに聞いたり調べたりするのって、なんだか気が進まないなぁ。
そう思う人もいるよね。でも私はその洋服一枚とっても、素材や生産の過程を知ると、物語があることがわかって面白かったよ!
やはり、取り組みにくいという人も多そうじゃな。では君たちなりの案を聞かせてくれ。