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もしかして、それ誹謗中傷?


 誹謗中傷とは、根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけることです。
 このネット社会では、便利なツールとしてTwitterやInstagramなどのSNSが普及していると同時に、その匿名性と手軽さを悪用して誹謗中傷で他人を攻撃する人が後を絶ちません。 実際に、芸能人が誹謗中傷の被害をうけ、PTSDになってしまったり、自殺してしまう事例も存在します。
 そんな誹謗中傷の被害で今も苦しむ人がいるということを知り、これからのネット社会で誹謗中傷をなくすために、私たちに何ができるのか。一緒に考えていきましょう!

なぜ、誹謗中傷はなくならないの?


 SNSでの誹謗中傷がなくならない原因は、主に以下の3つが考えられます。 以下の3つは、選択すれば、その原因についての詳細が下に出てきます。是非、全て見てみてください。
|1|
「SNSは匿名だ」と思い込んでいる
 SNSを利用する際、個人情報を入力する必要のないものが多いため、匿名での利用になります。 すると、自分の個人情報に繋がる発言をしない限り、個人を特定することは不可能だと考えている人が少なからずいます。 しかし、発言者が誰だかわからないことで、相手を傷つけても責任は問われないというのは大きな間違いです! 匿名であっても、誹謗中傷をした個人を特定したり、その相手に責任を追及することは可能です。
 

SNSは完全な匿名ではない」ということを忘れてはいけません。


|2|
書き込んだ本人をわざわざ特定するはずがないと思っている
 誹謗中傷問題がニュースなどで多く報じられていることで、「匿名であっても個人を特定することは可能だ」と認識している人は増えてきているようです。 しかし、匿名で誹謗中傷をされた場合、その犯人を法的な手続きをして特定したり罪を問うためには、少なからず時間やお金が必要となってきます。 また、不当な発言を受けても、その発言が法律に違反しているのか、個人では正しく判断するには難しいのです。
 これらのことから、「わざわざお金と時間をかけてまで犯人を特定したり、法的手段に出るはずがないだろう」と考え、誹謗中傷を行い続ける人がいます。

あなたは、自分が発言した言葉全てに責任をとれますか?」自身の発言を見直してみてください。


|3|
悪いことをしている自覚がなくSNSに誹謗中傷を書き込んでいる
 誹謗中傷を行う人の中には、自分が誹謗中傷にあたる発言をしていることに気づいていない人もいます。
例えば、「自分の発言が正しい」「相手が悪いのだから叩かれて当然だ」と思っているなど、行き過ぎた正義感が誹謗中傷という形で相手を攻撃してしまうのです。 例え相手に落ち度があったとしても、それが誹謗中傷をしていい理由には絶対になりません。 誹謗中傷は違法です。当然、名誉毀損罪や、侮辱罪といった罪に問われます。

誹謗中傷をしても良い理由はどこにもありません」これを忘れないでください。



もし誹謗中傷にあってしまったら?


 もし、ネット上で悪質な発言をされたとき、いったいどのように対処すればいいのでしょうか。
 匿名性の高いSNSではなかなか自分で犯人を特定できませんし、何から始めたらいいのかも分かりませんよね。 そこで、ここでは誹謗中傷にあってしまった時の対処法をまとめました
 気になる対処法を選択してみてください。その対処法の詳細が下から出てきます。是非、全て見てみてください。
|対処方法1|
サイトやSNSの運営者に削除依頼をする
 個人でできる対策として、運営者に誹謗中傷の削除を依頼することができます。
 顔写真などの個人情報や、個人に向けた攻撃的な発言などは運営者の判断で削除してもらえる場合がありますが、 法律や利用規約に違反している投稿は削除申請する必要があります。削除依頼は、各サイトの問い合わせフォームや、通報用のボタンから依頼できることが多いです。
|対処方法2|
機関に相談する
 誹謗中傷被害にあってしまい一人ではどうしようもないときは、信頼できる機関に相談しましょう。
 機関によっては、webチャットや電話などを利用して、誰にも知られずに相談することができます。誰かに相談することで、精神的に落ち着くことができ、解決策も見つかりやすくなるでしょう。 本webサイトでは、「便利なサイト集」にてネット被害の相談ができる機関を紹介しているので、ぜひ活用してください!
|対処方法3|
相手への責任を追及する
 誹謗中傷を行った相手に損害賠償を請求したり、刑事事件として刑罰を与えるためには、相手を特定する必要があります。
 誹謗中傷を行った発信者の情報開示には、現在の日本の制度では最低二回の裁判が必要です。発信者のIPアドレスやタイムスタンプを開示するなど、多くの手順を踏まなければなりません。詳しくは、以下のサイトを参考にしてみてください。 SNSでの誹謗中傷の被害が特にひどいときは、弁護士に相談することをお勧めします。
清水 陽平,ネットで誹謗中傷した相手を特定する方法!情報開示請求の手順を解説,2020/11/24更新,( https://www.elplanning.co.jp/column/category02/3446),2021/9/30閲覧


 ここ数年、誹謗中傷被害のニュースを皆さんもよく見るようになったのではないでしょうか。
 たった一人の軽はずみな発言が、相手の心を傷つけるには十分な凶器となります。
 被害をなくすためには、今一度、一人一人が自分の発言に責任を持つことが大切です。
 皆さんも送信ボタンを押す前に、心を落ち着かせてもう一度見直してみてください。
 そうした行動が、誹謗中傷のない世の中を創ることに繋がります。

 

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もしかして、それ誹謗中傷?


 誹謗中傷とは、根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけることです。
 このネット社会では、便利なツールとしてTwitterやInstagramなどのSNSが普及していると同時に、その匿名性と手軽さを悪用して誹謗中傷で他人を攻撃する人が後を絶ちません。 実際に、芸能人が誹謗中傷の被害をうけ、PTSDになってしまったり、自殺してしまう事例も存在します。
 そんな誹謗中傷の被害で今も苦しむ人がいるということを知り、これからのネット社会で誹謗中傷をなくすために、私たちに何ができるのか。一緒に考えていきましょう!

なぜ、誹謗中傷はなくならないの?


 SNSでの誹謗中傷がなくならない原因は、主に以下の3つが考えられます。 以下の3つは、選択すれば、その原因についての詳細が下に出てきます。是非、全て見てみてください。
|1|
「SNSは匿名だ」と思い込んでいる
 SNSを利用する際、個人情報を入力する必要のないものが多いため、匿名での利用になります。 すると、自分の個人情報に繋がる発言をしない限り、個人を特定することは不可能だと考えている人が少なからずいます。 しかし、発言者が誰だかわからないことで、相手を傷つけても責任は問われないというのは大きな間違いです! 匿名であっても、誹謗中傷をした個人を特定したり、その相手に責任を追及することは可能です。
 

SNSは完全な匿名ではない」ということを忘れてはいけません。


|2|
書き込んだ本人をわざわざ特定するはずがないと思っている
 誹謗中傷問題がニュースなどで多く報じられていることで、「匿名であっても個人を特定することは可能だ」と認識している人は増えてきているようです。 しかし、匿名で誹謗中傷をされた場合、その犯人を法的な手続きをして特定したり罪を問うためには、少なからず時間やお金が必要となってきます。 また、不当な発言を受けても、その発言が法律に違反しているのか、個人では正しく判断するには難しいのです。
 これらのことから、「わざわざお金と時間をかけてまで犯人を特定したり、法的手段に出るはずがないだろう」と考え、誹謗中傷を行い続ける人がいます。

あなたは、自分が発言した言葉全てに責任をとれますか?」自身の発言を見直してみてください。


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悪いことをしている自覚がなくSNSに誹謗中傷を書き込んでいる
 誹謗中傷を行う人の中には、自分が誹謗中傷にあたる発言をしていることに気づいていない人もいます。
例えば、「自分の発言が正しい」「相手が悪いのだから叩かれて当然だ」と思っているなど、行き過ぎた正義感が誹謗中傷という形で相手を攻撃してしまうのです。 例え相手に落ち度があったとしても、それが誹謗中傷をしていい理由には絶対になりません。 誹謗中傷は違法です。当然、名誉毀損罪や、侮辱罪といった罪に問われます。

誹謗中傷をしても良い理由はどこにもありません」これを忘れないでください。



もし誹謗中傷にあってしまったら?


 もし、ネット上で悪質な発言をされたとき、いったいどのように対処すればいいのでしょうか。
 匿名性の高いSNSではなかなか自分で犯人を特定できませんし、何から始めたらいいのかも分かりませんよね。 そこで、ここでは誹謗中傷にあってしまった時の対処法をまとめました
 気になる対処法を選択してみてください。その対処法の詳細が下から出てきます。是非、全て見てみてください。
|対処方法1|
サイトやSNSの運営者に削除依頼をする
 個人でできる対策として、運営者に誹謗中傷の削除を依頼することができます。
 顔写真などの個人情報や、個人に向けた攻撃的な発言などは運営者の判断で削除してもらえる場合がありますが、 法律や利用規約に違反している投稿は削除申請する必要があります。削除依頼は、各サイトの問い合わせフォームや、通報用のボタンから依頼できることが多いです。
|対処方法2|
機関に相談する
 誹謗中傷被害にあってしまい一人ではどうしようもないときは、信頼できる機関に相談しましょう。
 機関によっては、webチャットや電話などを利用して、誰にも知られずに相談することができます。誰かに相談することで、精神的に落ち着くことができ、解決策も見つかりやすくなるでしょう。 本webサイトでは、「便利なサイト集」にてネット被害の相談ができる機関を紹介しているので、ぜひ活用してください!
|対処方法3|
相手への責任を追及する
 誹謗中傷を行った相手に損害賠償を請求したり、刑事事件として刑罰を与えるためには、相手を特定する必要があります。
 誹謗中傷を行った発信者の情報開示には、現在の日本の制度では最低二回の裁判が必要です。発信者のIPアドレスやタイムスタンプを開示するなど、多くの手順を踏まなければなりません。詳しくは、以下のサイトを参考にしてみてください。 SNSでの誹謗中傷の被害が特にひどいときは、弁護士に相談することをお勧めします。
清水 陽平,ネットで誹謗中傷した相手を特定する方法!情報開示請求の手順を解説,2020/11/24更新,( https://www.elplanning.co.jp/column/category02/3446),2021/9/30閲覧


 ここ数年、誹謗中傷被害のニュースを皆さんもよく見るようになったのではないでしょうか。
 たった一人の軽はずみな発言が、相手の心を傷つけるには十分な凶器となります。
 被害をなくすためには、今一度、一人一人が自分の発言に責任を持つことが大切です。
 皆さんも送信ボタンを押す前に、心を落ち着かせてもう一度見直してみてください。
 そうした行動が、誹謗中傷のない世の中を創ることに繋がります。

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