基礎情報で触覚センサが皮膚に分布していることはお分かりになっていただけたと思いますが、
皮膚の場所によって触覚センサの数も異なります。
つまり触覚を感じ取る力=触力は場所によって異なるのです。
触力の測定方法はよく知られているもので二つあり、
最初は離れたところから始めて、徐々に近くしていきます。どこかのタイミングで二点が一点と感じられるので、その時の距離をもって触力とします。
二点弁別域の図はこちらです。
参照"触楽入門"P61縦軸は二点が一点と感じたところなので、値が小さければ小さいほど触力は強いということとなります。
・圧力閾値
参照"触楽入門"P61 縦軸は圧力の値なので上図と同じく、値が小さければ小さいほど触力は強いということとなります。
このことから、多少は違いはあるものの、手の指や顔周りの感覚は鋭い、つまり触覚センサが多く分布しているといえます。