イギリスの冷凍食品
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イギリスの冷凍食品事情
イギリスの料理といえば、アフタヌーンティーや、ローストビーフなどを思い浮かべる人が多く、冷凍食品というイメージはわかないかもしれませんが、イギリスも冷凍食品大国として知られています。 冷凍食品の1人当たりの消費量は第1位を誇っているのです! フランスのPicard(ピカール)と同じように、イギリスには冷凍食品専門店である「ICELAND(アイスランド)」と呼ばれるチェーン店があります。 イギリス国土になんと900店舗を展開するほどの人気を持ち、多くの人々から愛されています。 次に、ICELAND はどんな会社か、見ていきましょう!
ICELANDは、どんなお店?
冷凍食品の安全性や利便性に対する取り組み
アイスランドでは、1980年代では、他社に先駆けて自社製品からの人口着色料や化学調味料、遺伝子組み換え成分の排除の取り組みをしてきました。 また、1990年代には、英国で初めて配達サービスを開始するなど、商品の安全性と利便性を追求しています。 度々オンライン・スーパーマーケット・オブ・ザ・イヤーにも選出されるなど、イギリスの食品業界をリードする存在です。
プラスチックごみに対する取り組み
アイスランドは、2023年までに全商品でプラスチックのパッケージをやめることを発表しています。代わりにリサイクルができる紙素材のトレーやパッケージを導入していくようです。すでにアイスランドでは、プラスチックストローの使用を停止しており、プラスチックごみへの取り組みに関しても英国をリードしているといえます。利便性だけでなく環境への配慮もしていることも人気の秘訣でしょう。
冷凍食品に対する偏見を無くすための取り組み
冷凍食品の利便性、安全性に関する消費者の不安を取り除き、冷凍食品に対する認識を変えていくための取り組みが行われています。 「Because It's Frozen」というフレーズを掲げて冷凍食品の安全性や環境へ及ぼす利点を伝える、Power of Frozen という取り組みがなされています。 冷凍食品=体に悪い、環境破壊といったイメージを打破し、消費者が安心して食べられる食品づくりをしています!
イギリスのアイスランドでは、安全性や利便性の高い商品の開発や、消費者に向けて冷凍食品の認識を変えていこうとする取り組みがされていましたね。 環境への配慮や、さらなる安全性が確保されていけばより多くの人が安心して冷凍食品を食べることができるようになります。プラスチックごみに対する取り組みも増えてきています。