イタリアの冷凍食品
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イタリアの冷凍食品事情
イタリアでは、近年共働き家族の増加・一人暮らし世帯の増加によって、冷凍食品の消費量が増加しています。 そして、冷凍食品の消費量の半数を占めるのが野菜を用いた冷凍食品です。 どうして、野菜を用いた冷凍食品が人気になっているのでしょうか?
また、日本でもイタリア料理を専門とした冷凍食品会社があるようです。 ここではイタリアの冷凍食品に迫っていきましょう!
イタリアの冷凍食品会社、ロッリ社の「パーレンブランド」とは!?
パーレンブランドの冷凍野菜
「パーレンブランド」とは、ロッリ社の人気冷凍野菜ブランドです。 原料の野菜は契約農家に種を配布し、栽培方法から収穫までロッリ社が管理しています。 旬の野菜の取り立ての美味しさを湯通し処理した後に急速凍結で閉じ込めることが美味しさの秘密です。
ロッリ社はパルマにある冷凍食品会社です。 イタリアの冷凍食品業界で初めて国際品質規格ISO9002を取得しました。 ISO9002とは、製造据え付けおよびそれに伴うサービスにおける品質保証モデルのことです。 みんなが安心して食べられる食品づくりに尽力しているロッリ社では、加工場でも目視による育成不良野菜の除去、金属探知機やX線による異物除去など、高品質な商品づくりに努めています!
販売されている商品としては、冷凍ほうれんそうをキューブ状に固めたものや、冷凍茄子のグリルなどがあり、野菜本来の味わいにこだわった商品が多く見られました。
イタリアでは多くの人が冷凍野菜食品を購入していることが分かりました。 その裏には、今回紹介したロッリ社のような、高品質で安全な食材作りがあるからこそ、冷凍食品を多くの人が利用したいと思えるのだと思いました。