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銀行の役割

銀行の役割

※この画像はチームメンバーが作成しました。

銀行とは

『銀行』と聞かれると何を思い浮かべるでしょうか。「お金を預けるところ」と考えた人が大半だと思います。

正解です。しかし、それはあくまでも一部の働きでしかありません。

そのほかにも銀行には重要な役割があるのです。

ここではその銀行の役割と種類を紹介していきたいと思います。

銀行の役割

銀行の役割は大きく分けて二つ、その中でまたそれぞれ二つに分かれています。

経済社会の中心としての役割

「お金を保管し管理する」

※この画像はチームメンバーが作成しました。

銀行の最も一般的に知られている業務です。利用者が自分のお金を預け、銀行がそれを保管します。

銀行に預けたお金を「預金」と言います。

※「預金」と「貯金」って何か違うの?と疑問に感じましたか?違いは預ける金融機関によって呼称が変わります。

預金をする側は火災や盗難のリスクを回避でき、自分で金庫や警備システムを設置するコストを省くことができます。銀行側は預金を使って企業に融資するなどして収益を得ます。

そして預かったお金に利息をつけて預金者に戻していますが、その間の預かったお金は安全に保管、管理をしています。

「お金の預金と言う運用方法を提供する」

銀行が預金を運用する中で、収益をあげ、その結果預かったお金に利息をつけて預金者に資金を戻します。

これは預金者に預金というお金の運用手段を提供していることと言えます。

社会インフラの中心としての役割

「お金を貸し出す」

銀行に預けられた預金は、お金を必要とする個人や企業、国・地方公共団体に貸し出されます。これが融資です。

お金を借りた個人・企業などは銀行に対して利息を支払います。

「お金を決済する」

銀行は、振り込み、手形・小切手や電子記録債券による決済や、公共料金、クレジットカードの利用代金などの口座振替を行なっています。この機能により、預金者は支払いや受け取りに伴う時間や労力、現金の運搬に伴う盗難の危険を回避することができ、また遠い場所であってもすみやかに資金の受け渡しができます。

銀行は、支払い決済手段を提供することによって、経済活動を効率化しています。

銀行の種類と違い

銀行はただ単に銀行という一種類のものではありません。

銀行という大きな括りの中でまた細かに分類されています。

メガバンク

メガバンクと格好が良さそうな名前をしていますが、簡単に言えば「営業範囲が全国に及ぶ規模の大きい銀行」です。

経営規模や収益額にはっきりとした定義はありませんが、一般的に次の3つを3大メガバンクと呼びます。

どれもどこかで耳にしたことがあると思います。

メガバンクは規模が大きく業務の幅が広いですが、各グループの業務に大きな差はありません。

地方銀行

地方銀行は各都道府県に本店を置き、特定地域で営業活動をしている普通銀行です。特定の地域経済への寄与・発展を目的としている点が特徴です。

信託銀行

信託銀行は他の銀行と同じく銀行法で設立されていますが、「兼営法(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律)」で認可を受けて業務を行なっています。

上記のような業務ができる銀行のことを「信託兼営金融機関」と呼びます。

ネット銀行

銀行のECサイトのようなものです。対面の店舗を持たず、インターネット上でサービスを提供しています。明細の照会も振り込みも、インターネット上で行うことが可能です。

なお、実際に現金を出入金する際は、コンビニや提携銀行のATMを利用します。

銀行の役割まとめ

※この画像はチームメンバーが作成しました。

銀行の2つの役割や種類について学んできました。

これからの人生で銀行を活用するときは必ず来ます。

もっと深い知識をつけたい人は自ら学んでいきましょう!

また、銀行業は日々変化していますし、いつかは新たな技術が生まれて無くなるかもしれません。

そういったことはあり得るのです。

それは銀行の変化だけに限ることではありません。

今の高校生に求められているものはそのような変化に適応する能力そのものだと思います。

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