これは徳川家康が駿府城を建てるため、作業をしている最中落としてしまった石。
落とした石は落城につながることから、縁起悪いとされ使用されることなく
現場に放置された。大きな溝にはまった切り石だったが、昭和52年に
道路改修のために拾い上げられ今の場所にある。城の石垣にそのまま積める
大きさで、長さ1メートル、高さ80センチの長方形の石である。
思っていたよりも大きな石があり、隣には切り石について詳しく
書かれている看板が並んでいた。また、近くには歴史的箇所の
一つでもある長尾川があり、歴史を二つも味わえる場所となっていた。
見学する際は道路に面している方向にあるため注意をしながら見よう。
瀬名姫の夫である徳川家康と関係が深いものであり、
駿府城を建てる際に残された歴史的ものである。