観光地ごとの現状

実際に調査したり、知り合いに聞いたりしてオーバーツーリズムについて調査を行いました。

また、今の課題や対策、オーバーツーリズムの現状などは各自治体のホームページや観光庁のデータを利用して調べました。

日光

令和6年度には日光市に約1019万人の観光客が訪れました。日光市の総面積は全国で3番目と、広域であり各地域に豊富な観光資源があります。例えば、日光東照宮や中禅寺湖や華厳の滝などです。

私は夏休みに日光に行ってきました。電車やバスなどにたくさんの外国人観光客がいました。日光ではバスが混雑し遅れることもありました。

特に紅葉の季節は景色がきれいで混雑します。

そのため日光市では、混雑する時間や時期を避けるオフピーク観光を推奨しています。  また、奥日光(中禅寺湖や華厳の滝等があるエリア)に通じる「いろは坂」の渋滞対策と環境負荷軽減に向け、  関係機関や事業者様とともに「チャレンジいろは坂渋滞解消プロジェクト」を実施しています。

東武鉄道はで、NIKKO MaaS(日光マース)というデジタルフリーパスを取り扱っています。

また、混雑回避のため、紅葉の季節に急行バスの運航や「バス現在位置検索サービス」のリニューアルなども行い、自家用車による混雑削減をしています。

日光観光地の華厳の滝と中禅寺湖
日光の観光名所の華厳の滝と中禅寺湖(2025年8月15日 明知平天望台にてメンバー撮影)

京都

令和6年度には京都市に約5606万人の観光客が訪れました。寺院や自然、日本食やお茶を目的に訪れる人が多いです。

友人によると京都はとても混雑していました。

大阪市では以下の問題があります:
● 一部の地域・時間・時期に観光客が集中することで生じる混雑
● 文化・習慣の違いによるマナー問題
● 観光事業者、観光客、市民の満足度向上

対策として「京都市内観光バス駐車場の満車・空車情報」の発信が行われています。

伏見稲荷大社で観光する人たちの様子
伏見稲荷大社で観光する人たち
(2025年8月20日 伏見稲荷大社にてチームメンバーの友人が提供)

大阪

令和5年度には大阪府に約5070万人の観光客が訪れました。大阪城、海遊館、USJ、たこ焼きやお好み焼きが目的です。

2025年日本国際博覧会の影響で、さらに多くの観光客が訪れています。

夏休みに大阪を訪れましたが、新幹線や中央線が非常に混雑していました。万博会場へのアクセスは工夫されていて快適に過ごせました。

大阪府では「手ぶら観光」の推進や観光地のトイレ問題解決、観光の質向上に取り組んでいます。

大阪名物 お好み焼き
大阪名物 お好み焼き
(2025年8月7日 大阪市天保山マーケットプレースにてメンバー撮影)
大阪万博の様子
2025年日本国際博覧会の様子
(2025年8月8日 大阪市にてメンバー撮影)

京都府京都市

問題点
混雑対策やマナー問題への取り組みで市民生活との調和を目指しています。

実際の取り組み
デジタルマップの作成、AIカメラの設置、警備員・看板の配置で混雑緩和。観光客の回遊を促すとともに観光の質向上も目指しています。

東京都台東区

問題点
ポイ捨てなどのマナー違反による混雑。

実際の取り組み
「浅草地区ごみ目視・組成調査」でポイ捨て傾向を把握し、効果的な対策を実施。デジタルマップでトイレや公衆喫煙所の位置を表示し などを表示し観光客への周知も行っています。

神奈川県鎌倉市

問題点
列車や道路の混雑によりスムーズな観光ができず、災害時や日常移動に影響。

実際の取り組み
「鎌倉観光公式ガイド」の改修や公共交通利用促進の広告で混雑抑制。

まとめ

混雑問題は多いですが、自治体が対策を取ることで快適に観光できます。地元の方に配慮しマナーを守ることが重要です。

入場制限や予約制、二重価格制度など新しい仕組みの導入も検討が必要です。観光客の行動を促す環境づくりやデジタル技術の活用も重要です。

私たちにできることとして、混雑しない場所や交通機関を利用することも大切です。