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老朽水道管の更新


昔は、水道管といえば銅管が主流でしたが、現在ではダクタイル鉄管や塩ビ管が使用されることが多くなっています。
理由は「メンテナンス費用の抑制」「赤錆が発生しない」「耐震性がある」「塩素消費量が少ない」ことなどです。
塩素消費量が少ないということは、塩素の注入量を減らすことができるので、塩素臭の低減化に貢献します。 また、「ダクタイル」鉄管とは、「強靭な」鉄管のことです。
今までの銅を使用した水道管よりも高い強度があります。
下の画像の水道管は、エポキシ樹脂を水道管の内側に塗ったものです。これにより、さびの減少や塩素消費量の低減化を実現します。




↑ダクタイル鉄管にエポキシ樹脂を吹き付けたもの。


千葉県水道局では、老化、劣化した水道管を更新する際に、ダクタイル鉄管を設置しています。

このように、おいしい水を作るには、水を運ぶ「運送役」も考える必要があるのです。






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