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米軍基地問題

会話

在日米軍基地について

横田基地
在日米軍横田基地から離陸する米空軍機(2015年5月5日)
By U.S. Pacific Command[CC BY-NC-ND 2.0] Nepal relief airlift expands with deployment of Yokota aircraft
  • 日本には計134米軍基地があります。
  • 特に沖縄県基地の数面積基地が占める割合などすべての項目において上位にいます。
  • これは沖縄県が1945年~1972年までアメリカに統治されていたことが主な理由です。

日本が抱える問題

日本で特に問題視されているのは、沖縄県にある普天間基地を同県にある辺野古という土地に移転することです。
(普天間の位置は写真の赤丸の中、辺野古は青丸の中)

辺野古地図

そもそもこのような問題が生じた背景は、1995年9月に発生した「米兵少女暴行事件」による在沖米軍基地の統合によって、代替施設建設の場所として辺野古が選ばれたことです。

最近の在日米軍の動き
在日米軍の兵士たちが事件や事故を起こす、というケースは少なくありません。 強盗や器物損壊、強姦など様々な事件を起こしています。事故に至っては、自動車事故や 飛行機墜落など人命に関わるものもあります。2016年12月17日には米海兵隊の新型輸送機 MV22オスプレイが沖縄県名護市沖に不時着し大破した、という事故が起きました。

日本政府の主張 賛成

  • 沖縄県に米軍基地が集中してしまっていることについては、全沖縄県民に多大な負担がかかっていることを重く受け止めている。
  • 普天間飛行場の危険除去など、政府側ができる負担軽減はすべてする
  • しかし、沖縄県民を含む日本国民を守ることや日米同盟の抑止力の維持を考えると、辺野古移設がベストな解決策である。

沖縄県の主張 反対

  • ただでさえ面積が小さい沖縄県に米軍基地が集中してしまっては県民の生活や県の振興開発に影響が出るのは必至である。
  • 縮小整備されても、わずか0.7%しか縮小されず、基地負担の軽減が感じられない
  • 米軍基地問題は日本の安全保障の問題なので、国民全体で負担すべき
  • 選挙の結果により、民意が反対を示しているので、辺野古への新基地建設は困難である。

アメリカの主張

賛成
  • 宜野湾市での航空事故などによる危険を減らすことができると思う。
反対
  • 基地の脆弱性(弱くてもろい性質)という問題の解決にならないため、長期的な解決策にはならない
  • 多くの沖縄県民が反対する政策を強行的に進めることはできない。
  • 周辺住民が反対の意を示しているような場所では軍事基地は十分な機能を果たせない
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