情報化社会の光と闇 -Merit and Demerit of Information Technology-

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情報の発信

序

昨今の通信技術の発達により、インターネットのあり方に変化が起こってきた。

昔は、一般ユーザー側は情報の受信者であり、情報を発信するのは専門に知識や特別な施設を持った者にしかできなかった。一般ユーザー側が情報を発信するのは困難であったのである。

しかし、通信技術が発達したことによって、一般ユーザー側でも簡単に発信者側に回れるようになった。しかも、大した専門知識もいらず、特別な施設もいらないのだ。

そのため、今、blogやtwitterなどの文章の発信、動画共有サイトによる動画や画像の発信、P2Pを使ったファイル自体の発信まで様々なサービスにより、様々な形での情報の発信ができる世になり、それらが爆発的に流行している。

しかし、便利なものとは、裏に様々な問題を抱えていることが多々ある。これらのサービスについても例に漏れず、爆発的に流行したことによって、爆発的に問題が発生している。個人レベルの問題から、社会的な問題、果ては『情報を発信する』とはどういうことなのかが問われるような問題まで発生している。

この章ではなぜそのような問題が起こっているのか、「blog・twiiter」「P2P（Peer to Peer）」「動画共有サイト」の3つのテーマについてまとめていきたいと思う。