未来のモータースポーツを考えるにあたって、電気自動車は真っ先に出てきました。
環境に優しく、燃料のコストも少なく、これからの自動車業界を担っていく存在だからです。
スポーツ走行でのバッテリーの消耗の激しさと充電時間の問題がありましたが、
我々はバッテリーを直接交換すればいいという形で解決しました。
詳しくはまとめを参照してください。
しかし、問題は"音"でした。
電気モーターは、キーンという静かで高音な音しか出しません。
皆さんトヨタ・プリウスは知っていまよね？
道路に出ればほぼ100％出会うあの車です。
路地を歩いていたら後ろに急にプリウスが現れ、慌てた経験はないでしょうか。
ある人はわかるはずです。
気配すら隠して進んで来ることができるほど、電気モーターは静かなのです。
最近はあまりに静かすぎて危険なため、わざわざ音を出すモードまであるんだとか。
それはスポーツ走行をする時も同じで、音がほとんど聞こえません。
迫力に欠け過ぎます。
音を完全に消したGTの動画を御覧ください。
なんだか味気ないですよね。
音のないモータースポーツは、肉のないビビンバ丼と同じです。
F1やGTのファンは音を楽しみにしています。
なので電気モーターを使う電気自動車は我々の考えるモータースポーツには使えないと判断しました。
画像著作者:AlBargan/United Autosports / Paul Cherry/EmilGH/taka_suzuki/Arild Andersen/Ben_in_london/cmonville
