(自分達で撮影)
エンジンは、自動車の心臓です。
すべての動力はここから来ています。
自動車の最重要部分なので、紹介しようと思います。
ガソリンを燃料として回転を生み出し、動力につなげています。
非常に分かりやすい説明画像がWikipediaにあったので引用します。
現在作られているエンジンのほとんどは、
この4行程を繰り返しています。
(著作者:UtzOnBike)
(1)燃料、空気の吸入
(2)燃料、空気の圧縮
(3)燃焼・膨張
(4)排気
この繰り返しがどんどん早くなっていき、
加速していくのです。
精度やシステムを統一していると考えると、
ピストンが多ければ多いほど、
空気と燃料を混入する場所が大きければ大きいほど、
パワーは増していきます。
少し昔は、2ストロークエンジンといって、
2行程でひとくくりのエンジンがありました
(著作者:A. Schierwagen using OpenOffice Draw)
構造が簡単で軽量でコストもかかららず、回転上昇が早かったのですが、燃料を完全燃焼せず、未燃焼ガスが排気ガスに混じれて入っているため、排気ガスに有害物質が多く、燃費も悪い。
なので現在生産されている車にはほとんど使われていません。
このようなピストンの上下運動によって動力を得ているエンジンをレシプロエンジンといいます。
ほとんどの自動車がこのエンジンを使っています。
また、様々な形があります。
(著作者:AntoniusJ)
ピストンを直列に並べたエンジンのことです。
現在は主に軽自動車に使われています。
過去に販売していた国産スポーツカー、日産・スカイラインGT-Rやトヨタ・スープラ等に使われていました。
現在はBMWに使われています。
構造が簡単なため、チューニングされることが多いです。
直列6気筒は回転バランスが良く、振動や騒音が少ないのですが、
前兆が長くなってしまい、エンジンルームを長く取ることになります。
(著作者:Stahlkocher)
ピストンを交互にVの字に並べていくエンジンです
気筒数を多くしても全長が長くならないため、コンパクトに仕上がります。
しかし横幅が広くなるり、また構造が複雑になってしまいます。
(著作権:フリー)
向かい合っているピストン同士が逆の動きをするボクサーがパンチを交わすような感じのエンジンです。
V型エンジンのVの角度を水平にした感じなので、エンジンの重心を低くすることができます。
wikipediaより分かりやすいアニメーションを引用します。
(著作者:Tarald Espeland)
しかしエンジンの幅が広くなるので、車幅が狭い車の場合はハンドリングに影響がでます。また、V型と似て構造が複雑です。
(著作者:PeterGrecian)
2つのV型エンジンを組み合わせて作ったエンジンです。
フォルクスワーゲングループのみが作っており、 Audiやベントレー、世界最速のブガッティ等が使っています。
12気筒や16気筒など、多気筒になります。
そのため同じ気筒数のV型よりは横幅が広くなるが、全長を短くすることができます。