両生類
両生類(説明)の目次
○両生類とは
○両生類の体
両生類とは

両生類とはどういう動物でしたっけ?

両生類とは、魚類・爬虫類・鳥類・哺乳類ではない脊椎動物の事だ。
水中で産卵する変温動物だ。
ここまでは魚類と変わらないぞ。
また、幼生のときは四肢を持たず、水中で生活し、えら呼吸で過ごすんだ。
成体は肺呼吸をし、指のある四肢も生え(一部は生えないor退化している)陸上生活に適した体になるぞ。

へぇー。水中と陸上で生活できるなんてすごい!!
生活できるところも広そう…。

実は、陸上といっても、湿ったところでしか生きていけないんだ。
両生類は水に依存した生活を送っているんだぞ。

水中と陸上で生活できるから『両生類』という名前になっているんだね!

それはちょっと違うなぁ…。
水中と陸上で生活できるから…ではなくて、両方の環境が必要だからこの名前なんだ。
だが4億年前に最初に陸上で生活を始めた種類なんだぞ。

そうなんだ!
覚えておきますね。
両生類の体

両生類は有尾目・無足目・無尾目に分けることができるんだ。
どういうものかは、漢字の通りだ。

有尾目は、手足が短く、尾が長いのが特徴だ。

イモリとかですね!

無足目は足のない両生類で、一番数が少ないんだ。この三つの中で。

…確かに、例が出てこない…。

無尾目は両生類の中で一番多い種類で、尾が無く、飛び跳ねるのに適した形をしているんだ。


カエルですね!

そうだ。
私の事だな!!
両生類は、粘膜におおわれた皮膚を持っているんだ。
だから鱗とかは無いんだぞ。

なんでですか?

両生類が皮膚呼吸をしているからなんだ。

肺と皮膚で呼吸しているんですか?

実は鳥類・哺乳類も皮膚呼吸しているんだ。
つまり、人間も皮膚呼吸しているんだぞ。
両生類は、人間の1%の皮膚呼吸に対し30%~50%も皮膚呼吸をしているんだ。
粘膜におおわれた皮膚でな!
私たちは冬眠中なら、70%は皮膚呼吸だぞ。

へぇー!!

乾燥には弱いがな!

だから湿ったところでしか生きていけないんですね!

ああ。

ところで、両生類は水中にいるときは、どんな姿なんですか?

基本は魚の形だが、私たちカエルはオタマジャクシと呼ばれる姿だ。

そうそう、オタマジャクシでしたね!
かえるになる前は。
オタマジャクシだったかえる先生を見てみたかったなー。

かえる先生!!

なんだい?

両生類についての知識が付いてきました!

よし。
次からは代表的な両生類を紹介するぞ!
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