TOP / 癖の図鑑 / 仕草1
 
 
 
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   

 

 咀嚼音(そしゃくおん)とは、クチャクチャと食べる音のことです。咀嚼音は、子どもの頃のしつけの影響が大きいと言われています。親の言うことを聞かなかったか、親がしつけを行わなかった子どもが、咀嚼音を出しながら食べるようになります。 
人というのは自分の臭いが気にならないように、案外自分の出す音にも鈍感になってしまいます。しかし、咀嚼音が気になる人にとっては、目の前で音を出されると我慢ができない癖のようですので、気をつけてください。

 
 

 貧乏ゆすりは、ストレスの表れだと言われています。不満を溜め込み、合理的な解決ができない時にしてしまう癖です。貧乏揺すりは、無意識にしてしまう人が多く、江戸時代から貧乏ゆすりをすると貧乏神にとりつかれるという言い伝えがあり、今でも嫌がられる癖の一つです。
 貧乏ゆすりの原因は完全には解明されていませんが、諸説あります。また、他人から見たら不快な貧乏ゆすりも、最近の研究で体にいいことが分かってきました。
ストレスの解消だけでなく、血行が良くなったり、ウォーキングと同じ効果があったり、変形性股関節症の対策だったり、良いことが数多くあります。ただ、見ている人は気持ちいいものではないので注意してください。

 
 

 ため息も、貧乏ゆすりと同様にストレスが原因だといわれています。ため息をすると幸せが逃げるとも言われています。幸せな人をイメージすると、ため息とは無縁のような気がします。やはり、物事が思い通りにならないことがあると出てしまうため息には、マイナスのイメージがあり、聞く側は負のオーラを感じてしまう。意識して直したとしても、ため息の出る原因があり、そのストレスを解消するために出ているものですから、その原因を解消しないと根本的な解決にはなりません。ただし、貧乏ゆすり同様にプラスの効果も認められている。

 
 

 爪噛みは、幼児期後半から見られ学童期以降に最もよくみられる癖です。基本的に子どもから大人になるにつれ、爪を噛む癖は次第になくなっていきますが、成人でも10%は癖になっているというデータもあるので、結構な人が癖になっています。几帳面で神経質な人に多いです。
 大人になっても爪を噛んでしまう人は「自制心」が欠如しているということです。ですから、自分をコントールできないとき、物事が上手く行かなかったときに自分を傷つけるという行為として表れるのです。但し、爪を噛む行為にはメリットばかりではなく、健康上のデメリットもありますから注意が必要です。

 
 

 舌打ちをされると、大変気分が悪くなります。舌打ちには、相手を威嚇したり馬鹿にしたりする心理の表れだからです。自分に対して行う時は、自己を罰する傾向が強い時に出ます。
 舌打ちは自他共に攻撃性の表れですから、癖になってしまうと厄介です。聞く側は不意に聞いてしまう音なので、余計に耳に入ってしまいます。ですので、いろいろなことに余裕を持って、考えられるように改善するべき癖であるといえます。

 
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