夜空に輝く星。そのほとんどが恒星です。恒星というのは、太陽のように自ら輝いている星のことをいいます。見かけ上見かけ上、恒星はほとんど位置を変えずに天球上に存在しています。恒星についていろいろな角度から調べてみました。
太陽
太陽はもっとも地球に近い距離にある恒星です。
温度は6000℃あり、おもな大気は水素とヘリウムでできています。詳しくは、太陽のページを見てください。
銀河
銀河は恒星と星間物質などから大集団です。
恒星に続き宇宙の最も基本的な物体で、その大きさは、 直径数十万光年の範囲に密集しているくらい広いです。
※光年(恒星までの距離を表す単位)
……光が1年間に真空中を進む距離です。光の速さは約30万km/sだから、
1光年=約9兆4000億kmとなります。
いろいろな銀河
楕円銀河
恒星の大集団である銀河の分類の1つです。渦状銀河と不規則銀河とは区別されています。この楕円銀河は、若い星やガスやチリを含まないいで、古い星からできています。
渦巻き銀河
渦巻き銀河は、渦巻き構造をもち、恒星と星間物質が円盤状に集まってできています。重力による集中力と円盤部の回転による遠心力とが釣り合って、形を保つことができます。
星雲
宇宙空間に漂う、重力的にまとまりをもった、宇宙塵や星間ガスなどから成るガスのことです。以前は銀河も星雲の1つと考えられていたようですが今は区別されています。
(右図はオリオン大星雲)
ばら星雲 ばら星雲は4600光年にあり、 恒星が誕生する星雲です。赤くてまるで花のようなことからばら星雲とも呼ばれています。