晴れた日には、上空からいつも私たちを見ている太陽。太陽のおかげで私たちは命を与えられています。その太陽が、いったいどんなものでどのようにして光を私たちに届けてくれているのかを不思議に思い、このページをつくりました。私たちは太陽の力やすごさに自然の偉大さを感じずにはいられません。ぜひ、ご覧ください。







地球と太陽との距離・大きさ

地球から約1億5千万kmの位置にある太陽。光の速さで行っても8分20秒かかります。

太陽は直径約140万kmで地球の約109倍に値します。
また、質量は約1.99×1010kgで地球の約33万倍に値します。

太陽の構造

太陽の表面は 水素70% ヘリウム28% その他2%、
   中心は 水素35% ヘリウム63% その他2%でできています。 


太陽の明るさ

 太陽は実視等級(肉眼で見たときの 明るさを等級で表したもの)は−26.8等です。
           (太陽を肉眼で見てはいけません。失明する恐れがあります。)
 絶対等級(32.6光年の距離から見たときの 明るさを等級で表したもの)は4.7等です。

太陽の構造

 太陽の中心には核というものがあり、そこでは核融合で水素がヘリウムに変わり 光子を放つ太陽の炉となってます。

 また核融合反応をしている状態を主系列星といいます。核を包んでいる層を放射層、その放射層を包んでいる層を対流 層といいます。
 放射層はガスが極めて強く圧縮されています。そのため核が放つ光子がこの放射層を通過して、太陽の表面に出るまで には何十万年もかかります。
 対流層はまるでポットの湯が沸騰しているときのようにプラズマが撹拌されている領域で、プラズマは太陽の内部から 立ち上がってはまた内部へと巡り戻っていきます。
 対流層の表面は光球面と言う層がありそれを包んでいるのが太陽の表面の層、彩層面になります。
  

太陽の表面

 光球面は太陽が半透明(内部)から透明(外部)になり可視光になる境界線です。光球面の上の方には大量のガスとプ ラズマがたまっています。(光球面……太陽の表面)
 光球面は地球に必要な可視光を放出しますが、そのほかに紫外線も放出しています。
  
 太陽の大気層(地球でいう空気)はコロナです。中性のガス原子とプラズマ粒子が互いに衝突することなく長距離移動 できる太陽の大気層です。






雑 感


 太陽はあと50億年ほどはその光を照らし続けると言われています。逆にいえば50億年後には太陽の光が途絶えるということです。そのとき地球がどうなっているかは誰もわかりません。しかし私たちはおそらくそれまでに亡くなっているでしょう。心配せずに今を楽しみましょう。??



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