就職は不利なのか?
日本と世界の比較
就業率UPを目指せ
視野を広げよう!
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ここでは「日本と世界の比較」について説明します。
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日本の女性の就職率の現状がよくわかりました!
課題はたくさんあるんですね、どうすればいいのでしょうか…。
何か問題が生じてもどうすればいいかわからない、そういうときはうまくいっている例を見て比較してみましょう。
日本の場合
-Japan-
日本では、”
新卒一括採用
”が一般的です。
新卒一括採用とは、大学を3月に卒業して4月から新入社員として
みんな一斉に働き始められるように採用する
ことです。 そのため、出産や育児のために仕事をやめてしまうと、
社会復帰しにくくなってしまいます
。
アメリカの場合
-USA-
一方でアメリカでは、”
通年採用
”になっています。
通年採用とは、企業が
年間を通して採用活動を行う
ことです。
そうすることで日本とは違い、出産や育児のために仕事をやめた場合でも
社会復帰しやすいようになっています
。
しかし、アメリカの大学は卒業することが難しいです。
ヨーロッパの場合
-EU-
ヨーロッパでの就職活動は、大学での専攻を生かせる“
職種
”を選ぶというものです。
”職種”とは、仕事の内容によって分けた仕事の種類を指します。簡単にいうと個人の仕事の分類ということです。この方法では、
育児、出産などを視野に入れて自分にあった仕事を選ぶことができます
。
女性の外国人の方に職場環境についてアンケートをとってみました。ご協力ありがとうございました!
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中国の方/年齢30代/アパレルの仕事
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①職場の男性と女性はどれくらいの比率ですか?
ー1対1くらい。
②産休を取りやすい職場ですか?
ー産休は取りにくい環境。
③産休の後、職場に行きづらい雰囲気はありますか?
ー産休は取りにくいので、一度退職して再雇用するケースが主流。
⑤男性で産休の制度を利用した人はいますか?
ーいない。
男性と女性の働いている人数が同じくらいでバランスのいい職場だと思います。
中国は産休がとりにくいのか…。
産休制度が遅れてる企業もあるようですね。しかし、中国の2013年度のジェンダーギャップ指数は69位だそうです。日本よりも上位なんですよ。
ジェンダーギャップ指数
…?聞いたことない…。
では、まずそこから説明していきますね。
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ジェンダー・ギャップ指数とは?
「The Global Gender Gap Report(グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート)」とは、世界経済フォーラムから毎年発表されている世界各国の男女格差に関するレポートのことです。男女の格差を指数化し、各国を順位付けしており、 上位ほど男女の格差が少なくなっています。
なるほど。これで日本の男女格差が、世界の中でどのくらいなのかがわかるんですね!
そういうことです。ところで、このジェンダーギャップ指数は2013年では全部で136か国参加しているのですが、日本は何位だと思いますか?
うーん…、日本は先進国だし、20位くらいかなぁ?
では、これを見てください。
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日本は2013年には136カ国中
105位
で、過去最低でした。
この指数は、経済分野、教育分野、政治分野及び保健分野のデータから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を意味しています。
つまり、
政治分野における女性の割合や女性管理職の割合の低さ
等が、日本の順位に反映されているものと考えられます。
2014年の報告(10月28日発表)では、142カ国を対象とし、日本は
104位
でした。ひとつアップです!
右の図は、健康、経済参画、教育、政治参画の四つの分野で、日本とアイスランドと全体の平均を比較したグラフです。
一位のアイスランドと日本を比べてみると、特に
政治参画
や
経済参画
に大きく差があることがわかります。
こんなに差があるんだ!100位を下回っているのはちょっとショックだね…。
そういえば、日本ってまだ女性の首相が出たことってなかったな!考えてみれば、女性の政治家もとても少ない気がする…。そういうことが、このグラフに表れているんだな。
またここで上位に入っている国は、
出生率も高い
ことが言えます。男女の差をうめることは、国の発展を促し、また少子化問題の解決にも繋がるのです。
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世界と日本の男女格差にこんなに差があるとは驚きました。男女格差をうめるためにはどうすればいいのでしょうか?政府はどのような対策をしているのか気になります!
また差をうめるためには、女性が頑張るだけでなく、男性に女性が働けるようにサポートしてもらう必要があります。男女が互いに協力し合って日本を発展していけたらいいなと思います!
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次は「就業率UPを目指せ」について説明します。
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