これであなたも鉱物マスター
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人間と鉱石の歴史 | ||||||||||
鉱物・鉱石はいろんなところで役立っています。もともと鉱物・鉱石は、石という概念で人間の生活上無くてはならない道具や素材でした。石器・土器をはじめ、青銅・鉄などの金属製道具、金・銀・胴などの貨幣、岩絵の具、宝石など歴史的に長い付き合いがあります。そんな鉱石と人間の関係を見ていきます。 | ||||||||||
ひすい輝石は縄文時代から珍重されており、新潟県糸魚川で産出されたものが勾玉や大珠として加工され、現在、それらは日本各地で出土しています。 縄文時代から古墳時代にかけて、質の良い翡翠が取れることで有名な「越」という国が現在の新潟県付近にあった。この地を収めていた奴奈川姫と、出雲国からやってきた大国主命は結婚するものの、当時、翡翠は権威の象徴であったため、それが目当ての政略結婚であると言われている。結局二人の関係は上手くいかず、逃げ出した奴奈川姫は大国主命の軍勢に追い詰められ、ついには自害したと伝えられる。 また、この大国主命を奉っている出雲大社本殿裏の真名井遺跡では糸魚川産とみられる大きな翡翠の勾玉が出土しています。 | ||||||||||
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