日ソ共同宣言
正式には、「日本国とソビエト社会主義共和国連邦との共同宣言」と言い、日ソの国交を回復させたもの。
また、領土問題については平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すとされていた。(詳しくは北方領土問題のページで紹介)
日ソ共同声明
日ソ共同声明は、両国の関係改善へ一層努力することを表明したもの。
日ソ暫定漁業協定
正式には「北西太平洋のソビエト社会主義共和国連邦の地先沖合における 1977年の漁業に関する日本国政府とソビエト社会主義共和国連邦政府との間の協定」と言い、互いに相手国の200海里漁業専管水域内で自国の漁船が操業できるように定めたもの。
外務省が発表したロシアにおける対日世論調査(結果)によると、回答したロシア国民の約8割が日本とは友好関係であるもしくはどちらかといえば友好関係であると回答したそうです。また、日本とロシアの関係が重要もしくはどちらかといえば重要と回答したロシア国民のうち9割の人々が回答しています。しかし、内閣府が日本国内で世論調査(内閣府-外交に関する世論調査)を行ったところ、回答者の約7割の人々が 良好だと思わないと回答しています。
これは、北方領土問題が解決へあまり進んでいないことなどから、日本にロシアとの関係が悪いと考える人が多いのではないかと思います。
しかし、ロシアは第二次世界大戦による影響が中国や韓国と比べて少ないため、反日感情も中国・韓国より少なく、また、現在では日露の経済協力に日本企業が多く参加しているため、政府間だけでなく企業などの経済面でも日露は互いに協力の姿勢を見せているといえます。