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二 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
三 足引きの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかもねむ
四 田子の浦に うちいでて見れば 白妙の 富士の高根に 雪はふりつつ
五 おく山に もみぢふみわけ なく鹿の 声きく時ぞ 秋はかなしき
六 鵲の わたせる橋に おく霜の 白きをみれば 夜ぞふけにける
七 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも
八 我が庵は 都のたつみ しかぞすむ 世を宇治山と 人はいふなり
九 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
十 これやこの 往くもかへるも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関