廃棄物の処理

  1. 放射性廃棄物の発生
  2. 処分に対する基本的な考え方
  3. 放射性廃棄物処理設備
  4. 低レベル廃棄物
  5. 高レベル廃棄物
  6. 原子力施設の廃棄措置

原子力施設の廃棄措置

       
  1. 廃止措置の方法    
  2. 工程

廃止措置の方法
@密閉管理方式
使用済み燃料等の搬出、系統除染の後、原子力発電所施設自体を閉鎖して適切な管理下に置く方法
A遮蔽隔離方式
使用済み燃料等の搬出、系統除染の後、原子炉建屋内の放射線の高い部分を遮蔽隔離(開口部はコンクリートなどで封鎖)して適切な管理下に置き、他の部分は解体撤去する方法。
Bその他
使用済み燃料等の搬出、系統除染の後、原子力発電所施設のすべてを解体撤去する方法。
工程
搬出:
使用済み燃料や未使用燃料などを廃止する施設から別の施設に搬出します。
系統除染:
原子力発電所の配管内や容器内などには放射性物質が付着しており、これを取り除くために化学薬品などを使って除去します。
安全貯蔵:
放射性物質の量は時間と共に減少する性質があり、これを利用して放射性物質の量を減らします。5〜10年ほど貯蔵します。
解体撤去:
放射性物質を外に飛び散らさせないように内部の配管・容器などの解体撤去をします。この後再び放射性物質の除去をし建物の解体工事をします。

これらの工程をこなすために様々な技術が使われています。

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