東北方言は、
●北奥方言（青森県、秋田県、岩手県北部、山形県庄内地方、新潟県北部）
●南奥方言（そのほかの東北地方の各県）
に分けられます。
・発音
「シ」と「ス」、「ジ」と「ズ」、「チ」と「ツ」を区別しない。
例えば、「乳」と「土」が同じ『ツズ』になる。
また、カキクケコ、タチツテトが、濁音になる。
例えば、机が『ツグエ』や、肩が『カダ』となる。
・文法
方向をあらわす助詞に、「サ」を用いる。
「千葉サ行く」･･･千葉へ行くとなる。
・アクセント
北奥方言にはアクセントがある。
しかし、南奥方言にはアクセントの型の区別がなく、無型アクセントである。
例えば、降る「アメ」となめる「アメ」をアクセントによって区別することはない。
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