来る前に  来たら  避難の時に  取り組み  利点

教訓を生かし 避難の時に




 避難

1 避難の前に
台風がひどくなると、市町村長から高齢者や障害者のために避難準備情報が出されます。その後に避難の勧告や指示があったらすぐ従えるように準備し、すばやく避難しましょう。また、避難の前には必ず火の始末をしましょう。


2 避難の時に
避難の際は持ち物は最小限にし、背中に背負うなどして両手は自由に使えるようにしておきましょう。そして頭はヘルメットや安全帽で保護しましょう。また、素足では歩かず、靴は丈夫で底の厚いものを履きましょう。長靴は水が入ると歩きにくいので、注意してください。車やバイクは流されたり転倒したりするので、歩いて避難しましょう。



3 思いやりの心を忘れずに
隣り近所に声をかけ、お年寄りや障害のある人を優先して避難しましょう。



 避難先で

1 避難先では…

勝手な判断や行動をせず、指導者の指示に従いましょう。そして、引き続き台風情報や注意報・警報に注意しましょう。


2 避難所では集団行動
避難所はたくさんの人がいるので、大声で話したりするなど自分勝手な行動は慎みましょう。



 避難勧告と避難指示の違い
避難勧告とは、災害が発生するおそれのある場所に市町村長が発令し、その地域の住民に対して避難を勧めたり、促したりすることをいい、避難指示は災害による危険が目前にせまっている場合に市町村長が発令し、居住者などを立ち退かせることをいいます。要するに、避難勧告よりも避難指示の方が拘束力が強いということです。