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噴火の様式

割れ目噴火

線状に走る地表の割れ目状の火口に沿っておこる噴火で、玄武岩げんぶがん質の溶岩が大量に溢れ出る。アイスランド式噴火ともいいます。

(例)アイスランドの火山、三宅島(1983年)、伊豆大島(1986年)

水蒸気爆発

水蒸気爆発とはマグマは直接関与せず、地下の水が高温のガスに暖められ急激に水蒸気となり膨張し、地表を突き破って表層物質を吹き飛ばす現象のことです。

マグマ噴火

マグマが直接関与して、マグマ物質(溶岩火山弾軽石、火山灰等)が、地表に放出される現象です。
水蒸気爆発より温度が高いのが特徴です。
下のようなタイプに分けられます。

溶岩(マグマがひえかたまったもの/私物)

  • ハワイ式噴火

    粘性の低い、薄くて流れやすい溶岩を噴泉ふんせんとして、割れ目を造って噴出するのが特徴で、溶岩は速いスピードで流れます。
    溶岩湖を作ます。割れ目式噴火であることが多いです。
    他のタイプと比べて比較的威力は弱く、ほとんど溶岩しか噴出しません。

  • ストロンボリ式噴火

    玄武岩質、安山岩質、玄武岩質のマグマが中央口から完結的に噴出するのが特徴です。
    硬くなった
    火山弾を放出し、火山弾放物線を描いて着地します。

    ハワイ式噴火よりも強力な噴火をして、溶岩とともに大きな岩も放出します。
    また、噴火時に爆発音がします。

  • ブリニー式噴火

    この中でもっとも強力な噴火をします。
    溶岩だけでなく、高熱の溶岩火山灰火山ガスが混ざり、なだれ、火砕流かさいりゅうを引き起こすのが特徴です。

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