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放置自転車対策

では放置自転車対策として、駐輪場の整備以外にどのようなことが行われているのでしょうか各自治体では、看板等による駐輪禁止区域の告知、交通指導員やボランティアによる不法駐輪車の撤去等が行われています。以下は柏市の例です。

放置自転車対策 -柏市の例―

自転車等放置禁止区域内の道路等公共の場所に放置した自転車は撤去します。チェーン錠等で自転車等を構造物にくくり付けてある場合、撤去時にチェーン錠等は切断します。
◆処分:撤去した自転車は、告示してから2カ月後に処分します 。
◆返還に際しては、撤去保管料として3,090円(条例第11条)を頂きます。 利用票(ステッカー)を貼付されているかたや住所・氏名が分かるかたには、引き取り通知書を郵送します。
(補足)盗難に遭った自転車等が撤去された場合でも、撤去保管料の支払いが必要になります。ただし、撤去実施日の前日までに警察へ盗難届を提出している場合には、撤去保管料は免除となります。(撤去実施日以降に盗難届を出した場合には、免除の対象となりません。)

出典:柏市 - 自転車の撤去と保管所 http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/120700/p002117.html

放置自転車看板 このような対策をしても、所有者に引き取られる自転車は半数程度で、引き取られなかった自転車の撤去・保管・処分にかかる費用は各自治体等の負担となっており、各自治体では毎年数千万から数億円の税金が不法駐輪対策に投じられています。

多くの人は、放置自転車が減らない原因は置場(駐輪場)がないからだと思っているでしょう。しかし、私たちが実際に見て周った時に感じたのは、駅や商業施設に駐輪場があるにも関わらず、不法駐輪をしている自転車を多くみかけます。
先にも述べたとおり、駐輪場とニーズがマッチしていないということも考えられますが、少しぐらいなら問題ない、わずか数分だから...など個々の意識が一番大きな問題だと考えます。

私たちの意見

放置自転車をなくすためにはどうしたらよいのか?難しい問題で、私たちの中でも意見がわかれました。

取り締りを強化すればよい という考えもありますが、この方法は取り締まる側にとっても回収費用がかかり、そんなにメリットがあるとも思えません。
商業施設では、駐車場と同じようにある一定以上の購入金額で駐輪場を○○時間無料といった取り組みがあるところも多く、これは双方にメリットがあると考えます。
撤去しない不法駐輪対策についても考察しました。
例えば、現在だとほとんどの自治体で撤去されて保管場所に移動される自転車。これを車の駐車違反のように、チェーンや取れないシールのようなものを貼付し、持ち主がそれを申告することによる解除できる仕組み はどうでしょうか。この方法ならば撤去費もかからず、持ち主も自転車を引き取りに保管場所に行く必要もありません。

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