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私たちが考える交通安全授業

交通安全についての授業とは

「交通安全教育について」で、交通安全についての教育を受けていないことに問題があるのでは?と提起しました。自転車は免許が不要で誰でも気軽に利用できる乗り物であるからこそ、ルールを正しく学び、それを順守することを学ぶ必要があります。

例えば、私たちが自転車で出かけるとき、家の人が「事故にあわないように気を付けてね」と声をかけます。学生である私たちに対するこの声掛けは「保護者」も「私たち」も被害者になることを前提としているように感じられます。しかし、実際には自転車を利用する限り、被害者にも加害者にもなりうるのです。

まずは、自分たちが加害者にもなり得ることをしっかりと認識すること、そして教育現場ではそれを教えることが大切だと考えます。

スケアード・ストレイト安全教育

スケアード・ストレイトとは、スタントマンによる交通事故の再現により、交通事故の恐怖を直視する体験型教育技法(スケアード・ストレイト教育技法)を取り入れた交通安全教育です。交通事故の恐怖を実感することで、それにつながる危険行為を未然に防ぐとともに、交通ルールやマナーについて学ぶことができます。多くの市町村で実施されており、千葉県でもさまざまな学校で行われています。

出典:千葉県 - 平成30年度スケアード・ストレイト教育技法(スタントマンによる事故再現)による自転車交通安全教室の開催について https://www.pref.chiba.lg.jp/seikouan/koutsuuanzen/jikoboushi/koutsuuanzen/sukeado.html

私たちの提案

多くの学校では、スポット的な交通安全教育が実施されています。その大半は座学で、ルールなどを聞く・ビデオなどを見るといったものです。これでは、実際の道路走行時を想像できないことが考えられます。交通ルールや規則についての座学ももちろん大切ですが、私たちは
1、実技実施授業の導入
2、自転車を利用する年齢層に向けた筆記試験 の導入
を提案します。

実技授業の実施により、実体験を踏まえた自転車利用方法の取得、筆記試験の導入により、誰でも乗れる自転車でも、必ず覚えなくてはならないルールがあることの定着が図れると考えます。

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