知ってる〜?地層処分

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高レベル放射性廃棄物の処分方法

 人の管理を必要としない最終処分を行うべきであり、原子力発電を始めた時から地層処分をはじめ、宇宙にロケット等で打ち上げる宇宙処分、海の底に廃棄する海洋底処分、南極の氷の下に処分する氷床処分、地上の施設での長期管理など様々な最終処分の方法が世界中で検討されてきました。

なんで地層処分なのか

先ほどの4つの方法にはどれもできない理由があります。

氷床処分→南極条約により禁止。氷床についてわかっていることが少ないため難しい。
宇宙処分→発射技術の信頼性に問題があるため実現することは難しい。
海洋底処分→ロンドン条約で廃棄物を海に捨てることは禁止されるためできない。
長期管理→現代の人が生み出してしまった物なのに将来の人にまで負担を負わせてしまう。地震や台風などの自然災害、テロや戦争などの人間よる行為の影響を受けるリスクが大きい。

 海外に処分をお願いするという案もあるが自分の国で出した物は自分の国でどうにかするという責務があり、日本も締結している国際条約「使用済燃料管理及び放射性廃棄物管理の安全に関する条約」でも原則、発生した国で処分されるべき旨が規定されている。
https://www.numo.or.jp/q_and_a/faq/faq100068.htmlより