原因3:対策

 

給食は好みの問題があるし、体の成長に差がある小学生が食べられる量は個人差があっても仕方ないと思うな。

 

そうだね。もーいっそのこと、公立の小中学校も給食を廃止してお弁当を持ってきてもらったり、自由にすればいいんじゃない?

 

そうしたら、みんな好きなものが食べられてフードロスが生まれることも大分なくなるよね。
「食べろ!」って言われて苦しむ子もいなくなるわけだし!

 

うーん、それは難しいかもしれないな。
両親共働き家庭で毎日お弁当を作ることができない家庭もあると思うし、「買う」となっても君たち高校生と違って、小学生はまだお金を持って自分で買うということに慣れてないでしょ?

 

それに、給食本来の目的を忘れてはいけないよ!

 

 

給食の主な目的

〇 栄養バランスが考えられた給食を食べて健康な体作りをする

〇 食事習慣やマナーを身につける

〇 食事をほかの子と一緒に楽しむ

〇 食べ物や作ってくださった人たちに感謝する

〇 食文化を学ぶ

など   

 

 

小学生のうちから、体作りやマナーを学ぶことはしておきたいよね。

 

たしかに、お弁当を作ってもらえない子が毎日菓子パンだったら不健康すぎる...!

 

でも、給食が嫌だったら、ほかの子と一緒に楽しむことはできないよね...。

 

給食を廃止にしなくても、フードロスが減らせる、かつ少しでも多くの子どもが給食を好きになる対策を考えよう!

 

1.食べ残し

嫌いな食べ物はだれしも1つや2つは必ずあると思う!
私は、当時ピラフが苦手で頑張って食べたら気持ち悪くなって、保健室に...なんてこともあったな...。

→ 嫌いなものが入っているのが理由で、完食できそうにない子は、食べる前から減らさせて我慢したら食べられる量にする。

一口以上は食べさせたほうがいい!

小学生のうちから、嫌いな食べ物をすべて排除していたら将来の偏食につながるかもしれない...。

→ 家庭でも嫌いな食べ物の苦手克服をさせる!

嫌いな食べ物をすべて残す習慣を身につけさせない!

 

 

2.量が多い

→ 食べ残しと同じように、箸をつける前に量を調節。

お代わりしたい子が、減らすために大皿に戻された分を食べれば、全体の「残り」は減ると思われます。

私の小学校のクラスは、こういうルールだったよ!
おかわりする子は絶対いるから、いつも大皿は空っぽだったし、量を減らした後でそれを食べ残す人はほぼいなかった!

 

 

3.時間が足りない

→ 配膳、片付けを当番の子だけでなく、クラス全員で協力して行えば時短に

私の小学校のクラスは、給食当番と別に各班から1人ずつお手伝いに行って協力し合っていたよ。
白衣がないお手伝いの人は、衛生面ではなるべくマスクをつけたり工夫していたよ!

・低学年のクラスには、高学年の児童が手伝いに行く!