Solutionsどんな対策が行われているの?
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静岡県浜松市
「外国人の子どもの不就学ゼロ作戦事業」に2011年度から取り組み、2013年に不就学児はゼロに
※ 2018年3月末時点では、「学校や支援教室にも通っておらず、帰国予定もない子供」が2人いる。
日本人だけではなく、ブラジル総領事などから成る実行委員会で議論し、確立された「浜松モデル」。
- 転入時の就学案内
- 就学状況の継続的な把握(住民基本台帳と学齢簿システムの連動、家庭訪問)
- 就学に向けたきめ細かな支援(親との面談、教育相談、就学ガイダンスなど)
各所の綿密な連携によってきめ細やかな支援がなされている
(
静岡県国際交流協会「(公財)浜松国際交流協会」,2019年11月8日
より)
(画像をタップするとポップアップで表示します)
2
岐阜県可児市
- 外国人登録担当窓口における就学年齢相当者への就学案内
- 外国人登録係と教育委員会の連携による就学状況の把握
- 民間ボランティア団体である同協会と可児市教育委員会等が連携し、 多言語による進路・進学ガイドブックの作成、多言語対応の進路・進学相談会の開催の開始
- 外国人生徒のための奨学金制度基金の設立
- 外国人児童生徒のための補習教室などの外国人の子どもの教育環境をサポートをする活動
3
文部科学省
虹の架け橋事業
虹の架け橋事業
経済的な理由・いじめや学習不振などの理由により、
不登校・不就学となっている義務教育年齢の児童を
一時的に受け入れ、学習の場を提供し、
学校へ復帰できる架け橋となる目的で開講されている教室のこと。
Content事業内容
就学の促進
学校とのコーディネート(各部の調整)を通じて学校に行けていない子どもたちが学校に行けるようにします。
就学に必要な指導
学校に行くために必要な日本語指導・教科の勉強の指導・母国語の指導などを行います。
地域社会との交流
日本の生活や文化に適応するために行います。
( 文部科学省 「定住外国人の子供の就学促進事業」 より)
たとえば
- 国語:物語の読み取り、ひらがな・漢字の書き取り、川柳づくり
- 数学:足し算・引き算といった計算や九九
- 理科:生徒自身が実際に実験を行って体感しながら学ぶ、温度計についてなど・野菜を自分で種から育てる
- イベント:グラウンドでお花見会・凧作り・七夕に短冊・田植え体験・進学合宿 ( 学校法人ムンド・デ・アレグリア 「文部科学省委託事業 虹の架け橋教室」 より)
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