偏見・差別
隠すことなく生きられる社会づくり
熊本地裁に訴えた時に本名を公表できた原告はほんの数名で、500名以上は匿名でした。
判決後も周囲に打ち明けられることができる人は多くありません。家族の存在や病歴を隠すことで何とか手にした平穏な暮らしが、それらを明かすことによって、また脅かされることによって再び脅かされるかもしれません。
今でも、入所者・社会復帰者の家族は偏見や差別を恐れて生きています。
私たちは、このような人々が一人もいなくなるような社会づくりをしていくべきではないでしょうか。