考察・感想
私はハンセン病についてもともと名前しか知りませんでした。しかし、今回この探究活動を通して国が行った様々な政策や人々の偏見・差別について勉強することができました。国が行ってきたことは決して許されることではないし、法律だけで解決するのは違うと思いますが、これから施設に入っている平均年齢がさらに高くなっていき、存続が難しくなった時にどのように対策するのかまた新たに考えなくてはいけないと思います。この機会を忘れずに今後に生かしたいと思います。
初めは私自身も、ハンセン病に対しては名前だけは知っているという程度の浅い理解しかありませんでした。この活動を通してハンセン病について調べていくうちに、差別や偏見の惨さ、当事者の方々の苦悩や葛藤を目の当たりにし、胸が痛くなりました。ですが、現在語り部活動をされいる方や、ハンセン病で命を落としてしまった患者さんのためにも私たち若者がこのような活動を通してハンセン病について更に発信していかなければならないと強く感じました。
今回の探究活動をする前はハンセン病についてほとんど何も知りませんでした。しかし、この活動を通してハンセン病の患者さんが受けてきた差別や隔離について知り、こんなにひどいことが日本で起きていたことにとても衝撃を受けました。インタビューもさせていただき、ハンセン病の問題はまだまだ終わっていないことがよくわかりました。私たちのようになにか知るきっかけを作り、正しい知識を広めていくことが大切だと思いました。