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減らすにはどうしたらいいの?~世界の取り組み・日本の取り組み~

 ここではプラスチックを減らす方法と世界や日本の取り組みについて説明しています。

減らす方法、世界や日本の取り組み

 ここまで色々説明してきましたが、ここでは海洋プラスチックを減らすにはどうしたら良いか、
簡単に説明していきます。

 まず、身近なプラスチックを減らすことから始めてみましょう。
例えば、コンビニやスーパーなどでものを買った時にもらうレジ袋。
レジ袋をもらうのでは無く、自分でエコバッグを持って行ってみたりする
小さな積み重ねでも削減につながります。
小学生でもおつかいの時に持っていけばできますよね。

 あと、ジョギングや運動の時,喉が渇いて自販機で買うのでは無く、
水筒などを持って行くことで削減できます。

 このように環境を配慮する行動を4Rと言います。
4Rの取り組みは大きく4つあります
 一つ目は Reduce(リデュース) です。
リデュースとは『ゴミになるものを減らすこと』という意味です。
これは先程書いた身近なものをなくすことが入っています。

 画像説明
自筆「鉛筆補助軸」とは
 二つ目は Reuse(リユース) です。
リユースとは『ものを大切に繰り返し使うこと』という意味です。
例えば鉛筆が短くなったら*鉛筆補助軸を使って長く使ったり、
詰め替え用ボトルなど繰り返し使えるものを選んだり、
牛乳パックを洗って組み立てて、ペンたてにしてみたり…。
などのことがあります。

 他に鉛筆補助軸以外にもリユースがあります。
使い捨てのプラスチック容器を減らし、回収して何度でも使える「リユース容器」を普及させる試みがあります。

例えば、『片手で持ちながらアイスクリームを食べ続けても
手が冷たくならない容器』があります。

 三つ目は Recycle(リサイクル) です。
この言葉は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
リサイクルは『ゴミを原材料として再生利用すること』という意味です。
例えば再生プラスチック製品を利用したり、
ゴミのポイ捨て、不法投棄をしないこと、
河川敷や海岸の清掃活動に参加する…。
などのことがあります。

 世界も日本もこの活動に取り組んでいます。
フランスでは使い捨てプラスチック容器を原則使用禁止、 イタリアではマイクロプラスチックを含有(がんゆう)する 洗い流せる化粧品の製造、マーケティングを禁止しています。
イギリスでは2020年10月よりプラスチック製ストロー、マドラー、綿棒の配布及び販売を禁止する予定…。 などなど沢山の国が取り組んでいます。

 画像説明
自作

  四つ目は、Refuse(リフューズ)です。「リフューズ?」と思った人もいますよね。リフューズは『断る・拒否する』という意味で、 ゴミになるものを断る取り組みです。おしぼりを受け取るのを断ったりする心がけです。

まとめ

 まず身近なプラスチックから減らすことを始める。
例えば、レジ袋をもらうのではなくエコバックを持っていく、
水を自販機で買うのではなく自分で水筒などを持っていく、
コンビニ弁当をやめて家から弁当を持っていく
などなど…いきなり全てのものを無くさなくてもできることからやれば良い。

 環境に配慮する行動を3Rという。そこに「Refuse(断る・拒否する)」をプラスして 4Rと言う。

「4R」
・Reduce(リデュース)
 意味:『ゴミになるものを減らすこと』

・Reuse(リユース)
 意味:『ものを大切に繰り返し使うこと』

・Recycle(リサイクル)
 意味:『ゴミを原材料として再生利用すること』

・Refuse(リフューズ)
 意味:『ゴミになるものを断る・拒否する』

 世界も日本もプラスチックストローを禁止したり色々なことに取り組んでいます
 最後の次のページでは、SDGsや川の清掃ボランティアに取り組んでいる団体にインタビューをし、さらに私たちができることを考えました。