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まとめ |
余った材料でもデザートが作れるとわかりました。とても美味しかったです!材料が余ってしまうのは仕方がないことなので、残ったもので何か食べ物を作ると材料はあまらなくなります。皆さんも家で何か残っている場合、お菓子やデザートを作ってみてくださいね! |
2022年7月25日
メンバーが撮影 |
フードロス削減のメリットとデメリット
家庭からのフードロスの内訳は大きく分けて「直接廃棄」、「過剰除去」、「食べ残し」の3つあります。その中の「直接廃棄」の原因は、図1にあるように、賞味期限・消費期限がすぎたことや食品の鮮度が落ちたり、腐敗したり、カビが生えたことなどです。本サイトでは、家庭からのフードロスの内の「直接廃棄」の削減のためにできることとして余った餃子の皮を使って「残ったものを別のメニューにしておいしく食べること」を紹介しました。他にも、食べきれる範囲内で食品を買うようにすることも大事だと思います。
また、図2から、「食べ残し」の原因として、料理の量が多かったとなっています。そこで料理の際は食べきれる量を作るようにすることなどで家庭からの食品廃棄を減らすことができると思います。
このように、各自ができる身近なことで、フードロス削減に直接関与することができます。そして、このようなフードロス削減の活動は、食品廃棄物の運搬や焼却、埋め立てのために使う燃料が減り、地球温暖化の原因となるCO2やメタンなどの温室効果ガス排出の削減につながります。また、食品廃棄処理に使われる税金の支出(1人あたり年間でおよそ16800円
:農林水産省令和4年8月)を減らすこともできます。
ところで、フードロスと気候変動は深くつながっていることを知っていますか。気候変動の主な原因は温室効果ガスによるものです。図3を見てわかる通り、食品ロス由来の温室効果ガスは、世界の温室効果ガス排出量の約8%を占めていて、道路輸送からの排出量とほぼ同じ割合となっています。
図4によると、世界の食料廃棄物は年間約4.4ギガトンの温室効果ガスを排出しています。これは、食品廃棄物を国として考えると世界で第三位の温室効果ガス排出国になるということです。このことからフードロスは地球環境に大きな負荷となっているといえます。
さらに、食糧問題については、2050年には97億人ほどになると推測されています。もしそうなってしまうと、食糧難になってしまいます。日本は食糧自給率がとても低い国なので、今のようにフードロスが多くなっていくと、食料がなくなり餓死してしまう人が増えていくと思います。 このように、環境や食料などの面からみても「フードロス削減は必要である」ということが伝わったと思います。 |
フードロス削減~自分の力でできること~
1.賞味期限・消費期限を正しく理解する
・賞味期限「おいしく食べることができる期間」消費期限「食べても安全な期間」
・正しく理解することによって気が付いたら期限が過ぎていたということがなくなる
2買い物は必要なものだけを買う
・必要なものだけ買うことによってすばやく食べきることができ、腐敗や期限切れをおこすことが少なくなる
3作りすぎない・作り替える
・必要な分だけ作る
・食べきれなかった場合は他の料理に作り替える
4余ったものを別のものにする
・果物などの皮を肥料にするなど
5寄付をする(食品・金)
・食品と金を寄付することができる
〇団体例
・グッドネーバーズジャパン
・国連WFP
・セカンドハーベストジャパン
など
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