ハードウェアとソフトウェア
今回も難しいんですか?
いや、今回はかなりの基礎だからね。結構簡単なはずだ。
本当ですか⁉
でも、ここでこけるとこの先が分からなくなるからね。集中しよう!
ハードウェア
コンピュータというのは多くの部品で構成されており、これらのプログラムやデータではないコンピュータ内部の装置や周辺機器をまとめてハードウェアという。ハードウェアには、コンピュータのキーボードやマウスといった入力装置や主記憶装置や補助記憶装置などの記憶装置、演算装置と制御装置を合わせた中央処理装置(CPU)やディスプレイやスピーカーなどの出力装置など多くのものが含まれている。
触れるものはハードウェア、覚えておこう!
ソフトウェア
ソフトウェアとは、主にプログラムのことで、ハードウェアを除いたコンピュータの全ての無形の要素の総称である。ソフトウェアには、オペレーティングシステム(OS)のような基本ソフトやWebブラウザや動画編集ソフトウェアのような応用ソフトの主に二つがある。
さっきとは違って触れないのがソフトウェアだね
探Q
ソフトウェアの種類
ソフトウェアは応用ソフトウェア、基本ソフトウェアよりもう一段階細かく分類ができる。ここでは、様々なソフトウェアとその機能を見ていこう。
種類は多いけど面白いだろうから一緒に学ぼう!
①アプリケーションソフトウェア
アプリケーションソフトウェアは応用ソフトウェアに分類され、私たちが一番よく使うソフトウェアの種類だ。日頃使うSNS、動画サイト、ゲームは全てアプリケーションソフトに該当する。
②プログラミングソフトウェア
プログラミングソフトウェアは読んで字のごとく、プログラミングをするためのソフトウェアだ。プログラミングソフトウェアは応用ソフトウェアに該当し、Sublime TextのようなプログラミングソフトウェアやVisual studioのようなIDE(総合開発環境)もプログラミングソフトウェアに分類される。
③オペレーティングシステム
詳しくは次のページで解説するが、端的に言えばコンピュータそのものを動かすためのソフトウェアで基本ソフトウェアに分類される。
④ドライバ
ハードウェアの制御を行うための基本ソフトウェア。これがなければキーボードは反応せず、ディスプレイも動かない。ディスプレイのドライバはディスプレイドライバと呼ばれる。
⑤ユーティリティソフトウェア
コンピュータのパフォーマンスを管理するためのソフトウェア。ドライバと同じく基本ソフトウェアで、コンピュータが問題なく動作するようにコンピュータの状態を監視している。セキュリティソフトやレジストリクリーナーが該当する。
⑥ミドルウェア
基本ソフトウェアにも応用ソフトウェアにも分類されないソフトウェア。基本ソフトウェアと応用ソフトウェアが円滑にやり取りを行えるようにするソフトウェアで、基本と応用、両方の補助を行う。
- ①コンピュータを構成する要素はハードウェアとソフトウェアである。
- ②実体のある、触れるものをハードウェア、触れないのをソフトウェアという。