データを暗号化してやり取りするためのソフトウェア。
e-mailのデータ暗号化にハイブリット鍵暗号方式を用いたもの。
1998年にRFC 2440として公開された。
ハイブリッド暗号方式を使用しデータを送受信する機器間で通信を暗号化、他の機器から通信内容を覗き見たりすり替えたりできないようにする。
クライアントとサーバ間の通信で使用されている。
SSLの脆弱性を解消したもの。
SSL/TLSとも呼ばれる。
認証によるなりすまし防止。
送受信データの暗号化による盗み見の防止。
ハッシュ関数を応用したデータの改ざん検知などを行うことができる。
電子メールの送信に用いるプロトコルであるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に、伝送路を暗号化するSSL/TLSを組み合わせたもの。
メール本体や添付ファイルなどを暗号化でき、SMTP認証を利用する場合はアカウント名やパスワードなどの認証情報も保護することができる。
安全に送信することができる。
他の機器による送受信情報の覗き見によるプライバシーや機密情報、認証情報の漏洩によるアカウントの乗っ取りなどを防止することができる。
電子メールの受信に用いるプロトコルであるIMAP (Internet Message Access Protocol)に、伝送路を暗号化するSSL/TLSを組み合わせたもの。
アカウント名やパスワードなどの認証情報、メール本体や添付ファイルなどを暗号化して安全に送受信することができる。
他の機器による送受信情報の覗き見によるプライバシーや機密情報、認証情報の漏洩によるアカウントの乗っ取りなどを防止することができる。
電子メールの受信に用いるプロトコル(通信規約)であるPOP3(Post Office Protocol)に伝送路を暗号化するSSL/TLSを組み合わせたもの。
POP3による接続前にサーバとクライアントの間でSSL/TLSによる仮想的な通信路を形成する。
アカウント名やパスワードなどの認証情報、メール本体や添付ファイルなどを暗号化して安全に送受信することができる。
他の機器による送受信情報の覗き見によるプライバシーや機密情報、認証情報の漏洩によるアカウントの乗っ取りなどを防止することができる。
公開鍵暗号を応用し、電子メールの内容を暗号化したりデジタル署名を付加することができる標準規格。
MIME(Multipurpose Internet Mail Extention)の仕組みを応用して、本文を暗号化して添付ファイルとしたメッセージを作成する。
メッセージにデジタル署名を添付して、送信者がなりすました偽物ではなく確かに本人であることを受信者が確認できるようにする。
暗号化と署名は同時に用いることも、必要に応じて片方のみ用いることもできる。
これらにより正規の受信者以外による盗み見や改ざん、偽物による送信者のなりすましなどを防止することができる。