渋滞の問題点

渋滞が起こった時に、旅行速度・経済的な損失・大気状況・騒音状況がどうなるかを見てみたいと思います。

運転速度

一般道の場合
一般道と定義してしまうと、あまりにも範囲が広くなってしまうので、ここではDID(人口集中地区)という所では運転速度がどうなっているかを見てみたいと思います。
※DID(人口集中地区):1平方キロメートル当たりに人口5000人以上を有する地域

下の図はDIDでのピーク時の運転速度を表しています。
下の図から分かる通り、このとき実に40%を超える車が、時速20km以下(一般道で渋滞と定義される速度)まで下がってしまいます。

DID(人口集中地区)における混雑時運転速度[km/h]

http://www.sapjp.com/blog/archives/10833参照


高速道路の場合
渋滞のひどさにもよりますが、だいだい時速10〜25kmにまで下がってしまう事が多いです。
http://drive.japanda-ch.jp/column/s_shimizu/03.html参照

経済的な損失

渋滞による損失時間は国民1人当たり年間約30時間、貨幣換算すると約12兆円にもにのぼります。 そのため、渋滞は経済効率の低下も引き起こしています。

http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/tdm/Top03-01-01.html 参照

大気状況

渋滞に巻き込まれた自動車がエンジンを点けたまま停車しているため、 排気ガスが常に放出されています。

騒音状況

エンジンが常に点いているため、エンジンの音がうるさいです。 また、クラクションの音がうるさいです。

大気状況、騒音状況は実体験をもとにしています。

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