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 現段階において紙の辞書にもメリットが多いので、利用する人も多い。まず、学習するのには紙の辞書のほうが優れているといわれています。探す言葉があいまいの場合は紙の辞書のほうが優れていますし、調べる言葉の前後の文字を見ることによって、より理解度が深まることもあります。書き込みを自由にできたり、付箋(ふせん)を利用できたりするのも有効です。ほしい辞書が少ない場合は、紙の辞書のほうが安いこともあります。
  ただ、どうしても重くて持ち運びが不便であったり、探す速度は個人能力により左右されたりなど、扱いにくい点もたくさんあります。
 
 
 世の中には、数え切れないほどの辞書や百科事典などがあります。その文字情報だけでなく、写真や音声もデジタルデータにしてコンパクトにまとめたのが電子辞書です。インターネットでほとんどの情報は検索できる時代ですので、持ち運びを必要とする時に便利になるツールです。
 
 
 最も売れているのが、20,000円〜25,000円の商品です。国語・漢字・英和・和英程度の簡単なものであれば、5,000円未満の商品も数多くあります。高額商品になると、手書き機能やタッチパネル、ワンセグや音楽再生などの機能もあります。
 
 電子辞書の最大のメリットは、検索が早く、重量が軽いことです。持ち運びが楽で、情報に早くたどりつけます。他にも、収録されている辞書が多ければ多いほど価格に割安感が出ますし、音声や動画なども扱えるのは、デジタル媒体の最大の魅力といえます。ただ、デメリットも当然あります。まず、衝撃に弱いこと、他にも電源を必要とすること、学習する上で最大の難点の書き込みができない点などが上げられます。これらは、技術の進歩で解消できる問題ではあります。