トップ/デジタルとアナログとは
 

 

 
 アナログを辞書で調べると、「数値を、長さ・回転角・電流などの連続的に変化する物理量で示すこと」と書いてあります。時間的に、何かの量的にある一定間隔(かんかく)で分割されていないものは全てアナログといえます。簡単に説明すると、パソコンですぐに処理できないもの、表示されているものが数字でないものは基本的にはアナログです。  
 
 
 デジタルを辞書で調べると、「連続的な量を、段階的に区切って数字で表すこと」と書いてあります。簡単に説明すると、数字が表示してあるものは全てデジタルといえます。また、1と0で保存してあるものも全てデジタルといえます。  
 
 
 アナログデータをデジタルデータにすることは簡単にできます。紙に書いてある文字をワープロで入力したり、写真をスキャナで取り込んだり、音をICボイスレコーダで録音したりとたったこれだけで、アナログをデジタルデータにすることができます。ハードディスクやSDカード、DVDなどに保存さえできれば、全てデジタルデータの完成です。そして、デジタルデータの恩恵(おんけい)が受けられるようになります。
 
 
 デジタル技術は、アナログ技術より格段に優位な点がたくさんあります。まず、データの劣化が無いことです。保存するメディアにもよりますが、何年たっても古くなることはありません。また、データを送信するときに雑音に影響されにくかったり、セキュリティに優れていたりします。
 ただ、デジタル技術はまだまだ発展途上なので、アナログ技術も捨てたものではありません。