身近な食品の流通〜加工(食品工場)編〜




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食品の安全に関する事件

冷凍ギョウザの農薬汚染

 2008年01月、兵庫県と千葉県の一家がジェイティフーズ株式会社が輸入した中国産冷凍ギョウザを食べた後に食中毒を発症しました。中毒患者が食べた冷凍ギョウザは同一時期に輸入された同一製造者のものであることが判明し、当該食品の包材及び嘔吐物中のギョウザから有機リン系殺虫剤の「メタミドホス」が検出されました。
 その後の日中両国の調査によって、メタミドホスはギョウザの製造過程において意図的に混入されたことが明白となり、残留農薬による食品汚染とはまったく異なる食品テロだったことが判明しました。

事故米の普及

 2008年9月、大阪市の米殻加工販売会社「三笠フーズ」が本来輸入されるコメにはその品質が日本の基準(農薬など)をクリアしているかの検査で合格しなかったコメの事故米を「安価だから」という理由で販売してしまいました。
 その事故米はコンビニのおにぎりなどの米を使うあらゆる食品にばらまかれてしまいました。その事件によって「三笠フーズ」だけでなく当時の農林水産省の2トップは辞任してしまいました

食品工場での食の安全について

食品加工の際はどの工場でも細心の注意を払って製造をしています。

味の素

例としてうま味調味料と呼ばれている「味の素」をはじめとした食品メーカーである味の素ではすべての家庭用商品にアレルギー表示を行っています。
これは一部のアレルゲンでにおいては義務化もされていて、アレルギーを持つ人々への配慮がされています。
味の素食品の安全について
http://www.ajinomoto.co.jp/activity/anzen/topics/index.html
http://www.ajinomoto.co.jp/activity/anzen/topics/allergy.html

キリン

飲料を生産しているメーカーのキリンでは原料や製品などに農薬、カビ、アレルギーなどの健康を害する物質などの検査をしています。
目や普通の検査では確認ができないようなことには専用の特別な機械を使用しています。
キリン食品の安全性について
http://www.kirin.co.jp/active/quality/qac/team01.html
http://www.kirin.co.jp/active/quality/qac/team03.html