
天気図を読むには、天気記号を覚えなければなりません。現在、天気図には日本式と国際式があり、それに伴って天気記号も2つの種類があります。しかし、国際式は表現の幅が広く天気記号も大量にあるため、日本での天気図を書いたり読んだりするのには日本式の21個だけを覚えていれば大丈夫です。
気圧を書いたりするときに、風力・風向きは重要な情報になってきます。風向きは風が吹いてくる向きに線が引かれており、羽の数で風力を見ます。ちなみに、風力が0の場合は表記しません。
実際に風向きを表記する場合は、一般的に上を北(罫線の方向)に16方位で書きます。
煙がなびき、風があるのが分かる
顔に風を感じ、木の葉が動く
軽い旗が開き、細い小枝がたえず動く
すなぼこりがたち、紙が舞い上がる
葉のある低木がゆれはじめ、池に波が立つ
大枝が動き、電線が鳴る。傘がさしにくい。
木全体がゆれ、風にむかって歩きにくい
小枝が折れ、風に向かっては歩けない
瓦が飛んだり、煙突が倒れたりする
木が根こそぎ倒れ、人家の損害が大きい
広い範囲に損害が生じる
大損害が生じる
上記の記号を組み合わせ、右に気圧を、左に気温を書いたたものが、実際に天気図に書かれる天気記号になります。
この場合は「天気は雨で、北東の風、風力は3、気温は26度、気圧は2hPa」となります。